【阪神】前川右京、4試合連続V打の快挙へ静かに牙研ぐ 岡田監督も起用方法を慎重に模索

AI要約

阪神前川右京外野手(21)が3試合連続で勝利打点を挙げ、DeNA戦でもスタメン濃厚。準備をきちんとし、集中力を持ってプレーしている。

岡田監督は前川の好調さに注目し、相手投手によって起用方法を考えている。親心も見せる戦略的な判断をする。

調子の良さを維持し、シーズンを成功裏に終えるための取り組みが続いている。

【阪神】前川右京、4試合連続V打の快挙へ静かに牙研ぐ 岡田監督も起用方法を慎重に模索

 阪神前川右京外野手(21)が最後まで「宝刀」を研ぎ澄ます。3試合連続で勝利打点を挙げている絶好調男。今日20日のDeNA戦(横浜)もスタメン濃厚だ。19日、横浜移動前にナゴヤ球場の室内練習場でみっちりと打ち込んだ。しびれる状況にも「普通にきちんと準備したい。とくに張り切ることもないし、1試合1試合、1打席1打席、集中力を持ってやっていく」と落ち着き払っていた。

 岡田監督はそんな前川の調子に最大級の注意を払う。「調子ええから、崩すと嫌やしな。せっかく気持ちええのに、崩されることもあるから」と相手投手によって、起用方法を考えることを明かした。好調のままシーズンを走り切らせたいという戦略的な判断に加え、親心も見せた。