大谷翔平のPS登板は「起きてはいけない」「ノーだ」 待望論に2043安打男ピシャリ「投げる必要ないだろ」

AI要約

大谷翔平投手がドジャースの試合で史上初の「48本塁打&49盗塁」を達成。

投手陣が火の車になり、「投手復帰」の声が上がるも、米解説者は投手復帰に懸念を示す。

リハビリ中の大谷に関して、ポストシーズンの投手起用について検討されているが、ピアジンスキー氏は懸念を示し、見守る姿勢を示す。

大谷翔平のPS登板は「起きてはいけない」「ノーだ」 待望論に2043安打男ピシャリ「投げる必要ないだろ」

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で出場。初回にシーズン49個目の盗塁を成功させ、史上初の「48本塁打&49盗塁(48-49)」を達成した。一方でチームは今季11勝のギャビン・ストーン投手が故障で今季絶望となるなど、投手陣が火の車。一部ではリハビリ中の大谷の“投手復帰”を期待する声まで上がる中、メジャー通算2043安打の米解説者は「投げる必要はないだろ」と一蹴している。

 米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式Xでは、番組ホストであるメジャー通算2043安打のAJ・ピアジンスキー氏と、同じくホストを務めるスコット・ブラウン氏のやり取りを公開。「オオタニは今季プレーオフで登板するだろうか」と聞かれたピアジンスキー氏は、こう答えている。

「そうでないことを祈っている。健康のため。彼は今年投げる必要はないだろ。彼が出てまた怪我をしたらとんでもないことだ。ブルペンでは投球しているけど、1年以上投げていない男を、彼が一度も経験したことのない最もアドレナリンの出る状況に放り込んで『1、2回投げてきてくれ』なんて。しかも投げるなら確実に接戦の状況だ」

 大谷は昨夏に右肘を手術し、ドジャースに移籍した今季は投手を封印。リハビリを続けながら打席に立っている。ここへきてリハビリの強度が上がり、ブルペンに入ることもできるようになったことでポストシーズン(PS)の“投手大谷待望論”も出てきているが、ピアジンスキー氏は「俺にとってはノーだ」とピシャリ。「誘惑は理解できる。個人的には起きてはいけないと思うけど、見てみよう」と今後の展開を見守る姿勢だ。