ナオト・インティライミが大谷翔平らの前で「君が代」独唱 球場からは温かい拍手

AI要約

シンガーソングライターのナオト・インティライミがマーリンズの本拠地で国歌独唱を行った。

日本文化を紹介する「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」での一戦で、ナオト・インティライミは意気込みを語った。

彼の異国への深い関わりが歌唱の背景にある。

ナオト・インティライミが大谷翔平らの前で「君が代」独唱 球場からは温かい拍手

 シンガーソングライターのナオト・インティライミ(45)が17日(日本時間18日)、マーリンズの本拠ローンデポパークで行われるマーリンズ―ドジャース戦の試合前に「君が代」の国歌独唱を行った。

 この日は日本文化を紹介する「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」と銘打たれた一戦。ナオト・インティライミは前日16日(同17日)に自らの「X」で「いよいよ明日!メジャーリーグで歌ってきます!しかも、50―50の記録目前の大谷翔平選手率いるドジャース戦。国歌独唱とラテンマーケット向けのスペイン語の自分の歌を試合直前に 一世一代の機会、気持ちよく、心込めて マイアミのスタジアムに響かせてきたいと思います」と楽しみで仕方ない心情をつづっていた。

 01年に「なおと」としてメジャーデビューし、05年から「ナオト・インティライミ」としての活動をスタート。それに先駆けて世界一周の旅に出ていた04年に、同じマイアミで開催された「ラテン・ファンク・フェスティバル 2004」に日本人で初めて出演するなど、マイアミとの接点は深い。また「インティライミ」とはインカの言葉で「太陽の祭り」という意味で、南米、中米への旅などで関わりも深く、そうした経緯もこの日のスペイン語での歌唱につながっている。