最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング12位。19億からダウン…。得点ペースは脅威だが?

AI要約

日本代表メンバーの中でも、FW中村敬斗は市場価値が高く、急激な上昇を見せていたが、怪我により一時的な市場価値ダウンとなった。

代表では8ゴールを記録するなど実績を残し、サイドアタッカーとして存在感を示している中村敬斗は、ポジションの競争も熾烈である。

中村敬斗の特徴としては、シュートの巧さやクロスの精度があり、三笘薫とは異なるプレースタイルを持つため、柔軟な起用法が求められる。

最高額は誰だ! 日本代表最新メンバー市場価値ランキング12位。19億からダウン…。得点ペースは脅威だが?

 2026年ワールドカップの出場権を賭けたアジアでの戦いが始まった。多くが欧州のクラブで活躍する現在のサッカー日本代表メンバーには、各国のビッグクラブも目を光らせている。そんな歴代最強との呼び声が高い日本代表メンバーの市場価値はいくらだろうか。9月のアジア最終予選を戦う日本代表の選手たちを市場価値ランキングで紹介する。※データは9月10日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトの表示に準拠する。

12位:中村敬斗

生年月日:2000年7月28日

所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)

市場価値:900万ユーロ(約14億4000万円)

 ランキングトップ10に肉薄する市場価値を記録したのはFW中村敬斗だ。スタッド・ランスでプレーする24歳の市場価値は、これまで長く右肩上がりの推移を続けていた。昨年10月には自己最高額となる1200万ユーロ(約19億2000万円)を記録していたが、そこからは下降線をたどっており、現在は900万ユーロ(約14億4000万円)となっている。

 しかし、この市場価値ダウンは彼のパフォーマンスが原因では無いと考えられる。それまで約2年間に渡って急激な市場価値の上昇を見せていた中村は、10月のカナダ代表との試合で左足首を負傷してしまい、1か月ほどの戦線離脱を余儀なくされたのだ。そのことを考えると、この市場価値ダウンは決して悲観するようなものではないだろう。

 昨年3月に日本代表デビューを果たして以降、中村は結果を残し続けている。ここまで代表では10試合に出場して8ゴールを記録。中村は左ウイング(サイドハーフ)の1番手であるFW三笘薫が負傷離脱していた期間にゴールを量産し、一気にその存在感をアップさせた。

 三笘には緩急を活かしたドリブルでの縦突破という武器があるが、シュートの巧さやクロスの精度は中村に軍配が上がる。2人のサイドアタッカーはタイプが異なるため、システムや対戦相手によって上手く使い分けていくことが望ましいだろう。