楽天・藤井聖 プロ4年目で自身初2桁勝利王手も「情けない形でマウンドを降りて悔しい」7回途中3失点

AI要約

楽天が西武に7-3で大勝し、藤井聖投手が9勝目を挙げ、2桁勝利に王手をかける。

藤井聖投手は3試合ぶりの勝利を挙げたものの、自身の投球に納得がいかず悔しさを口にした。

藤井聖投手は10勝目を目指すだけでなく、CS進出を目指して選手全員が強い気持ちで取り組んでいることをファンに呼びかけた。

 ◇パ・リーグ 楽天7-3西武(2024年9月12日 ベルーナD)

 楽天が西武に7-3で大勝し、連敗を3で止めた。1点リードの4回に打者11人の猛攻で一挙6得点。先発の藤井聖投手(27)が7回途中3失点で3試合ぶりに9勝目を挙げ、自身初の2桁勝利に王手をかけた。

 5回までは無失点に抑えたが、6回に2点を返されると、7回は西川に5号ソロを浴び、2連打とされたところで降板した。チームの大量得点に助けられ、8月23日の西武戦以来、3試合ぶりの白星にも「勝利したことはうれしいんですけど、最後情けない形でマウンドを降りてしまったので凄く悔しいです」と反省を口にした。

 8勝目を挙げてから2連敗。その間、青山コーチ、永井コーチと「投球フォームだったり、いろいろ見直して練習した」ことを明かし、「成果が出せた」と手応え。プロ4年目で自身初の2桁勝利に王手を懸け、「素直にうれしく思います」とはにかんだ。

 目指すのは2桁勝利だけではない。CS進出圏内の3位・ロッテとは4・0ゲーム差。「必ず10勝目指してやっていくのももちろんですけど、選手全員CS絶対行くんだっていう強い気持ちで毎日取り組んでいるので、ファンの皆様も同じ思いだと思うので、これからも変わらぬ応援よろしくお願いします」とファンとの“共闘”を呼びかけた。