【楽天】投打でソフトバンクに圧倒されCS遠のく3連敗…今江監督「うちは守り切らないと」

AI要約

楽天は大敗で3連敗を喫し、CS進出が遠のいた。

打線は得点を奪えず、投手陣も炎上。厳しい状況が続いている。

監督はピッチャーの疲れを考慮して起用を説明。ミスを減らす必要性を強調。

【楽天】投打でソフトバンクに圧倒されCS遠のく3連敗…今江監督「うちは守り切らないと」

<楽天2-9ソフトバンク>◇11日◇楽天モバイルパーク

 楽天は大敗で3連敗を喫した。これで借金2。大勝したロッテとのゲーム差は4・5に広がり、逆転でのCS進出がさらに遠のいた。

 2回、先頭の安田が四球で出ると、阿部が送った。序盤からバントを使って走者を得点圏に進めると、2死から石原、小郷の2者連続適時打。狙い通り先制点を奪ったが、直後の3回に先発の滝中がつかまった。2失点ですぐに同点を許した。

 滝中は、5回には自らの失策も絡み勝ち越しを許した。6回には正木にソロを浴びた。6回9安打4失点(自責3)で降板し、5敗目を喫した。

 8回には3番手の弓削が炎上した。6安打で5点を追加され、試合が決まった。

 打線は3回以降は得点を奪えなかった。投打で首位ソフトバンクに寄り切られた。

 2点ビハインドの8回、3番手で弓削を送った起用について、今江敏晃監督(41)は「2点差のビハインドで勝ちパターンは出せない。連戦もあったり、移動もあったり、これからタフな試合、移動もあるので、そういうのも含めてピッチャーも疲れがかなり出てきている。そういう意味で何とか頑張ってもらわないといけない。各役割があるんで、そこで何とか頑張ってもらいたいと思って送り出しましたけど、ちょっとなかなか厳しい状況になりましたね」と説明した。

 投打がかみ合わない展開が続く。数字上、厳しくはなっているが、CSの可能性はもちろん残されている。まずは連敗を止めるために必要なことを問われると「とにかくミスが出ている。先制したり、逆転してもすぐ追い付かれたり、逆転されている。(投打の)かみ合いが、なかなかうまくいってないところもそうなんですけど、やっぱりミス。守備のところでもそうですし、うちはしっかり守り切らないといけない。1つ1つ、相手に流れをやらないようなプレーをしていかないと、うちは勝てないとずっと言っている」と話した。