2軍で戦ってもトップ4入りは堅い? 英紙が評価するユナイテッドよりも強いシティのセカンドチーム
マンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプールを含むトップ3のスカッド編成が高く評価されている。
シティのセカンドチームがBIG6の他の3クラブを抑えて4位にランクインしている。
シティのスカッドはウイングの破壊力が高く、結果を出している。
一部のリーグを除いて閉幕した24-25シーズンの夏の移籍市場。英『The Athletic』はチーム編成が落ち着いたこのタイミングでスカッドを調査し、ランキング付けしている。
トップ3は上からマンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプールの順番で、これに異論はないだろう。3クラブともにスカッドの完成度は高く、今夏の移籍市場では必要最低限の補強に留めている。
そんなトップ3に続くのは、BIG6の他の3クラブではなく、シティのセカンドチームが4位に選出されている。
GK : ステファン・オルテガ
DF : リコ・ルイス
DF : ジョン・ストーンズ
DF : ネイサン・アケ
DF : マテウス・ヌネス
MF : マテオ・コバチッチ
MF : ジェイムズ・マカティー
MF : フィル・フォーデン
FW : サヴィーニョ
FW : ジェレミー・ドク
FW : オスカー・ボブ
上記がそのラインナップで、システムは[4-3-3]。左SBにヌネスを起用したり、CFにドクを配置したりとやや無理やりなところもあるが、それでも十分に強力な11人が並んでいる。特にウイングの破壊力は抜群で、彼らを完封できるチームはそう多くない。
5位はマンチェスター・ユナイテッドで、シティの2軍よりも劣ると評価されてしまった。ベストメンバーを選んだ際に、マヌエル・ウガルテをはじめとする多くの新戦力がスカッドに並ぶことなどが順位を下げた理由で、トップ4入りを逃している。
昨季のリーグ戦対BIG6は3勝6分1敗と、引き分けが最も多かったシティ。CLではレアル・マドリードに敗れるなど、直接対決では3冠を達成した22-23シーズンほどの強さはなかったが、それでも結果はプレミア4連覇であり、長期戦での強さを披露している。それを支えるのが選手層の厚さで、英紙もそこを評価して4位としたのだろう。
今季はフリアン・アルバレスがチームを去ったが、イルカイ・ギュンドアンとサヴィーニョが加わり、パワーアップしたスカッドをシティは持っている。インターナショナルマッチウィークではアケが負傷してしまったが、ヨシュコ・グヴァルディオルやルイス、マヌエル・アカンジらが左SBをカバーすることができ、そこまで大きな問題にならないのが彼らの強さといえる。