C・ロナウド、古巣マン・U指揮官の発言を批判「リーグやCLで優勝を争わないなんて言えない」

AI要約

クリスティアーノ・ロナウドが古巣のマンチェスター・ユナイテッドを率いる監督を批判。監督の戦術に疑問を呈し、再建を望む。

ロナウドは監督の宣言に対し、リーグやチャンピオンズリーグで優勝を目指す姿勢を示し、クラブの変革を訴える。

サー・アレックス・ファーガソン退任後のクラブの停滞に言及し、再建と競争力向上を強調。将来に希望を抱くものの、才能だけでは不十分と指摘。

C・ロナウド、古巣マン・U指揮官の発言を批判「リーグやCLで優勝を争わないなんて言えない」

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、古巣のマンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハーグ監督を批判した。『BBC』が伝えた。

2022年にマンチェスター・Uの指揮官に就任したテン・ハーグ監督は、体制2年目となった昨季、プレミアリーグで過去最低となる8位でフィニッシュ。今季も開幕から3試合で2敗と厳しい戦いが続いている。

そんなテン・ハーグ監督の考え方に疑問を呈したのがC・ロナウドだ。アル・ナスルに移籍する前、2度マンチェスター・UでプレーしたC・ロナウドは、リオ・ファーディナンドのポッドキャストにて自身の考えを明かしている。

「監督は(プレミア)リーグとチャンピオンズリーグで優勝を争えないと言っている。マンチェスター・Uの監督として、リーグやチャンピオンズリーグで優勝を争わないなんて言えないよ。メンタル的に(その可能性がない)言っているのかもしれないけど、僕はそうは言えないね。僕たちは挑戦するし、挑戦しなければならないんだ。マンチェスター・Uに望むことは、自分自身に望むことと同じだ。彼らができる最高のチームになることだよ。僕はあのクラブが大好きなんだ。過去を忘れるような人間ではないよ」

また、C・ロナウドは2013年にサー・アレックス・ファーガソン氏が指揮官を退いた後、「進化がなかった」と述べつつ、「僕の意見では彼らはすべてを再建する必要がある。クラブには再建の時間が必要だ。なぜなら、まだ世界最高のクラブの一つだから。だけど、彼らは変わる必要がある。彼らはこれが唯一の方法だと理解している」と主張。続けて、「だからこそ、彼らは再び変化を始めた。クラブの構造、インフラ、すべてを。クラブのオーナーはトレーニング施設に投資しているので僕は嬉しいよ。将来は明るいと信じている。僕は信じているけど、彼らは才能だけに頼ってはいけない。底辺から再建しなければ。そうでないと競争できない」と再建を望んでいることを明かしている。