レイズ投手に出場停止処分 カステラノスに故意死球

AI要約

MLBがレイズの投手に3試合の出場停止処分を科した。カステラノスに故意に死球を与えた事件について。

カステラノスが死球を受けた際の状況や乱闘の発展、ウセタの投球について。

カステラノスがウセタの行為がいら立ちのあまり行われたと確信しているとコメント。監督にも処分が科された。

レイズ投手に出場停止処分 カステラノスに故意死球

【AFP=時事】米大リーグ機構(MLB)は11日、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)のニック・カステラノス(Nick Castellanos)に故意に死球を与えたとして、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)のエドウィン・ウセタ(Edwin Uceta)投手に3試合の出場停止処分と罰金(金額非公表)を科したと発表した。

 ウセタは10日に行われたフィリーズ戦の8回、カステラノスの腰に死球を当てた。これを受けてフィリーズのブライス・ハーパー(Bryce Harper)がレイズ側に向かって行くと、乱闘には発展しなかったが、両軍がベンチから飛び出す事態となった。

 ウセタはこの投球で退場となり、チェンジアップが「すっぽ抜けた」と主張していた。処分に異議を申し立てることもできるが、カステラノスは同イニングにレイズが5失点を喫していた中でウセタがいら立ちのあまり行ったと確信していると指摘。「うちの2歳児が食べ終わる前にデザートを下げられてかんしゃくを起こしている時とそっくりだ」と語った。

 ウセタの行為を受け、レイズのケビン・キャッシュ(Kevin Cash)監督にも1試合のベンチ入り禁止処分と罰金が科された。【翻訳編集】 AFPBB News