【陸上】福岡国際マラソンで364人の個人情報漏えい…前回大会では選手と大会車両の接触事故も

AI要約

福岡国際マラソン実行委員会は12月1日に開催される大会の申し込みにおいて個人情報漏えいがあったことを発表。

漏えいしたのは364人で、氏名、生年月日、性別などが流出した。

事務局員の誤操作が原因で情報流出が起き、二次被害は現時点で確認されていない。

 福岡国際マラソン実行委員会は11日、12月1日に開催される同大会の申し込みにおいて、個人情報を漏えいしていたと発表した。

 漏えいしたのは8月19日午後1時から同31日午前9時36分までの間に申し込みをした364人。氏名、生年月日、性別のほか、住所、メールアドレス、自己ベスト記録情報などが流出した。

 8月19日に申し込みの受付を開始したが、エントリーシステムへのアクセス権限を保持する事務局員が個人情報を含む申し込みデータを誤ってアップロードしたことが発端。約12日間にわたり、申し込みをした全員の情報一覧がダウンロードできる状態となっていた。9月9日に申込者から大会事務局へ連絡があり、情報漏えいが判明。同日中にダウンロードできないシステムに変更し、現時点で二次被害は確認されていないという。

 大会事務局は「今回の事態を重く受け止め、引き続き二次被害発生状況の監視を行うとともに、再発防止に向けた管理・指導等の対応を実施してまいります」とした。

 同大会では昨年12月に開催された際も、出場中の日本人男性が大会関係者の車両と接触し、全治3カ月の右肘開放骨折のけがを負う事故が起きていた。