炎鵬が連勝スタート 脊椎損傷から復帰2場所目、序二段で “邪念”とのせめぎ合いを明かす…秋場所4日目

AI要約

元幕内である炎鵬が復帰2場所目で連勝スタートを決めた。

炎鵬は立ち合いに改善の余地があるとし、幕内に復帰することを目標に掲げている。

照ノ富士からの厳しい指摘を受けつつも、炎鵬は攻める気持ちを高めることを大切にしている。

炎鵬が連勝スタート 脊椎損傷から復帰2場所目、序二段で “邪念”とのせめぎ合いを明かす…秋場所4日目

◆大相撲秋場所4日目(11日、東京・両国国技館)

 脊椎損傷のため7場所連続休場から復帰2場所目の、元幕内で西序二段31枚目・炎鵬(伊勢ケ浜)が同30枚目・飛燕力(押尾川)をはたき込んで連勝スタートを決めた。

 立ち合いは頭で当たって圧力をかけ、タイミングを計っての引き技。「まだまだ立ち合いも高いですし、攻めも遅いという感じがしますね。初日に比べ? 一日一日、一番一番なので。前の相撲が良かったから次もいいとは限らない」と反省の弁を口にした。。

 さらに「土俵に上がるといろいろと邪念が入る」と明かした。邪念とは「立ち合いで簡単に勝ちたいという気持ちが出てしまう」ことだという。稽古中も邪念が出て横綱・照ノ富士に厳しく指摘されるという。

 目標は幕内に復帰すること。「攻める気持ちを高めながらやっていく。勝つことも大事だけど、勝ち方もまた上を目指す上で大事。それを突き詰めて、しっかりしたフォームを作っていかないといけない」と締めくくった。