名古屋場所に続く入場券完売に八角理事長「心より御礼申し上げます」と謝意

AI要約

八角理事長が大相撲秋場所初日の盛況に感謝のあいさつをし、照ノ富士の休場にも触れました。

入場券完売の状況や力士の取り組みに期待を寄せ、万雷の拍手を浴びる場面も描かれました。

大相撲秋場所のスタートを祝福する気配りと期待が込められた典雅な初日の様子が伝えられました。

<大相撲秋場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、初日恒例の協会あいさつを行い、2場所連続で前売り券完売の盛況に、感謝の念を込めた。

 十両の残り3番を前に、役力士8人を先導する形で入場。土俵に上がり中央に立つと一礼し、あいさつ文を読み上げた。

 冒頭で「初日にあたり謹んでごあいさつを申し上げます」と述べた後、「本日ここに大相撲9月場所を開催致しましたところ、かくも大勢の皆さまにご来場いただきましたこと」に続き「加えて先場所に引き続き15日間、入場券完売となりましたことを、心より御礼申し上げます」と、7月の名古屋場所に続く盛況に謝辞を述べると、館内から大歓声が沸いた。

 照ノ富士については「横綱の休場はたいへん遺憾ではございますが」と述べた上で「今場所も(中略)稽古の成果を存分に発揮し本場所にふさわしい熱戦を繰り広げてくれることと存じます」と力士の奮闘に期待した。

 あいさつが終わると、役力士とともに四方に向かって一礼。万雷の拍手を浴びていた。