1か月ぶりスタメン起用応えた!巨人・中山礼都が今季初マルチ 「優勝に貢献したい」打って守って存在感

AI要約

若武者が完敗の中で輝きを放っている。中山が遊撃で活躍し、2安打を記録。前日の代打での同点打を経て、今季初のマルチ安打を達成した。

中山は守備練習にも熱心に取り組み、守備面でも結果を出すことに意欲を示している。チームにとって大事な時期に頼りにされ、優勝に貢献する意思が強い。

一皮むけた22歳が、ペナント最終盤のラッキーボーイとしてチームに貢献する決意を示している。

1か月ぶりスタメン起用応えた!巨人・中山礼都が今季初マルチ 「優勝に貢献したい」打って守って存在感

 若武者が完敗の中で輝きを放った。中山が「7番・遊撃」で約1か月ぶりにスタメン出場し、2安打と気を吐いた。前日7日のDeNA戦(東京D)では9回2死から代打で同点打。自らつかんだチャンスで今季初のマルチ安打をマークし、「打つ方で結果を出せたのは良かった」と手応えを口にした。

 7日の1軍合流からチームで唯一、連日となる早出の守備練習。8月10日の中日戦(バンテリンD)では三塁での拙守が響いて2軍降格となった男は「守備が課題だったので重点的にやろうと」と川相内野守備コーチに志願し、一塁側ベンチ前で黙々とマンツーマンで汗を流している。

 1軍では3か月ぶりに入った遊撃では、2回に三遊間への打球を逆シングルで好捕するなど、守備でも起用に応えた。「大事な時期に呼んでもらって、優勝に貢献したいという思いが本当に強い」。一皮むけた22歳が、ペナント最終盤のラッキーボーイになる。(内田 拓希)