竹田麗央、プロゴルファーの母・哲子も驚く成長/国内女子ゴルフ

AI要約

21歳の竹田麗央がソニー日本女子プロ選手権で初日からの首位を守り、通算19アンダーで完全優勝した。

竹田の母でありコーチでもある哲子さんは驚きの成長を目撃し、娘のリーダーシップを称賛している。

母娘は試合前の緊張を共有し、戦いから解放された笑顔で優勝を喜んでいる。

竹田麗央、プロゴルファーの母・哲子も驚く成長/国内女子ゴルフ

ソニー日本女子プロ選手権最終日(8日、沖縄・かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)竹田麗央(りお、21)=ヤマエグループHD=が69で回って通算19アンダーとし、初日からの首位を守る完全優勝を果たした。今季2度目の2週連続優勝で、6勝目。プロゴルファーの母・哲子(さとこ)さん(56)も驚く成長を続ける。この日ベストスコアの66と伸ばした山下美夢有(23)=加賀電子=が1打差の2位だった。

毎試合、竹田の18ホールに帯同している母・哲子さんが、目を丸くした。「勝っちゃったって感じ。トントンと行き過ぎて、本当に驚いています」と声を弾ませた。

母であり、コーチ。2022年のプロ1年目はキャディーも務めていた。6勝と快進撃を続ける3年目の今季は、助言を求められることは少ない。「ラウンド中に自分で修正することができるようになった。安心しています」と目を細めた。

前夜の食事は、宿泊先近くの沖縄料理店でとった。娘は「もずくの天ぷらがおいしかった」と笑った。一方で「緊張する」とこぼすと、哲子さんは「しようがないね、みんな緊張しているよ」と伝えたという。戦いから解放された母娘の顔には、笑みが広がった。(阿部慎)