【中日2軍】涌井秀章、緊急降板は「熱中症か脱水症状のような感じ」井上2軍監督説明 1軍復帰プランは再考へ

AI要約

中日の涌井秀章投手がウエスタン・リーグの試合で途中降板し、熱中症か脱水症状の可能性があることが判明した。

ピンチの場面で適時内野安打を許し、急遽降板した涌井。1軍復帰プランが再考される見込みだ。

井上監督は復帰について再考する必要があり、チームとの相談が必要であると述べた。

【中日2軍】涌井秀章、緊急降板は「熱中症か脱水症状のような感じ」井上2軍監督説明 1軍復帰プランは再考へ

◇8日 ウエスタン・リーグ くふうハヤテ―中日(ちゅ~るスタジアム清水)

 中日の涌井秀章投手(38)が8日、ウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦に先発登板。1点リードの4回途中に違和感を訴え、3イニング⅔2失点で緊急降板した。

 2死二、三塁のピンチを背負うと、くふうハヤテ・篠原の一塁へのボテボテの打球が適時内野安打となり同点に。直後にマウンド上でしゃがみ込んだ。駆け付けた浅尾2軍投手コーチに付き添われてベンチ裏へ下がり、そのまま降板した。

 試合後、井上2軍監督は「熱中症か脱水症状のような感じ」と説明。涌井は試合終了直後の観客へのあいさつやミーティングには参加したが、1軍復帰プランは再考となりそうだ。

 8月31日に中日屋内練習場でシート打撃に登板した際、井上2軍監督が「もう1試合ファームで投げて、それで上かなというイメージ」と見通しを語っていたが、思わぬアクシデントに「投げきれなかったことで本人も思うところはあるだろうし、1軍の先発陣との兼ね合いとか、こちらでもコーチと話し合いをしてどういう形で持っていこうか考えます」と話した。