「ペップは君をもっと良い選手にしてくれるが……」 ロドリが明かすシティ移籍前日譚
フランスの専門誌『France Football』が2024年のバロンドール候補者30名を発表。受賞者は10月28日に発表。
ロドリはマンチェスター・シティで飛躍し、CLファイナルでゴールを決める活躍。移籍前にブスケッツからアドバイスを受ける。
ロドリはペップの下で成長し、現在はシティの中心選手。チームはレアル・マドリードへの移籍話に対応している。
フランスの専門誌『France Football』が主催する2024年のバロンドール候補者30名が発表された。ジュード・ベリンガムやヴィニシウス・ジュニオール、ロドリらが有力候補といわれており、10月28日の授賞式で受賞者が発表される。
ロドリは2019年のマンチェスター・シティ入りを機に飛躍を掴んだ選手の1人だ。近年は中盤の底からの配球力や守備力だけでなく、得点力に磨きがかかっており、クラブ初のCL制覇となった22-23シーズンのファイナルではそのロドリがゴールを決めて、勝利を手繰り寄せた。
そんなスペイン代表MFだが、シティ移籍が決まる前に現インテル・マイアミで当時バルセロナにいたセルヒオ・ブスケッツに助言を求めていたようだ。西『SPORT』が明かしている。
「シティ移籍を決断する前にブスケッツと話したんだ。すると、彼はこういった。『ペップは君をもっと良い選手にしてくれる。だが、決して求め続けることをやめないだろう。君が完成することはないのだから』」
「セルヒオはペップの下で同じ役割を担い成功を収めていたから、彼の言葉を信じた。それは現実のものとなった。ペップが特別なのは常に一歩先を行っているところだ。周りが進化しても、ペップは遥か先に進んでいる」
ブスケッツの助言もあり、ロドリはペップの下で素晴らしい選手に成長している。チェルシーとのCL決勝では出番を得られない難しい時期も過ごしたが、現スカッドではアーリング・ハーランドと並んで重要な選手になっている。レアル・マドリード移籍の話も出ているが、シティはスペイン代表MFを引き止めるために、チームでトップクラスの給料を与えたいと考えているようだ。
