悲願の初優勝を目前に痛恨のミスショット連打 それでも逃げ切った精神力をファンは称賛

AI要約

ベットフレッド・ブリティッシュ・マスターズで初優勝を果たしたニクラス・ノーゴー・ミュラーのサンデーバックナインでの痛恨のダブルボギーを振り返る。

ミュラーの15番でのミスショットから始まり、連続するミスの中でも、気を取り直しバーディを奪い優勝を飾った出来事を明らかに。

投稿を見た人たちから寄せられた称賛コメントまでを紹介する。

悲願の初優勝を目前に痛恨のミスショット連打 それでも逃げ切った精神力をファンは称賛

DPワールド(欧州)ツアーは公式インスタグラムを更新。先週、イングランドのザ・ベルフライで開催された「ベットフレッド・ブリティッシュ・マスターズ」で嬉しい初優勝を飾ったニクラス・ノーゴー・ミュラー(デンマーク)だったが、サンデーバックナインで痛恨のダブルボギーとなったミスショットを動画で振り返った。

15番パー5、ミュラーがグリーンを狙った第3打はショートして手前のラフへ。公開された動画には次の第4打から収められている。このピンが近く落とし場所が狭いアプローチは、深いラフに阻まれてヘッドが上手く抜けず、わずか数メートル先までしか飛ばなかった。

気を取り直しての第5打だったが、上手くヒットせずボールは50センチほど移動したのみ。インパクトの瞬間がスローでアップになると、打ったボールが空中で再びネック付近に当たっているのが分かる。「2度打ち」は以前のルールでは1打罰が課されたが、2019年からは偶然の2度打ちにペナルティは課されず、そのまま1打とカウントされることにルールは改正されている。

まさかのミスを連発してしまったミュラーの第6打はパターを使用。ようやくピンそばに寄せると、このホールはダブルボギー。ここまで2位に4打差を付けていたのだが、自らのミスで一気に2打差としてしまった。

しかし、ミュラーは17番パー5でバーディを奪い返すと、トータル16アンダーでフィニッシュ。2位に2打差をキープして、嬉しい初優勝を手にした。

この投稿を見た人からは、「彼は素晴らしいドライバーと完璧なアイアン、本当にいいプレーを見せてくれたよ。このミスを重ねてもしっかりと勝ったからね」「この後も落ち着いたプレーと気概を見せて勝利を収めたね」と、ミュラーを称賛するコメントが数多く寄せられた。ミスを見て「ボクらの仲間だ」と喜ぶ声には、「でも彼はトーナメントで勝利を飾ったよ」とやんわりと否定していた。