鉄人フリーマン、右手中指骨折なのに4戦4発の大暴れ 大谷翔平は2安打&自己最多タイ3盗塁

AI要約

大谷翔平投手が2安打2四球で自己最多タイの3盗塁を記録し、44本塁打&46盗塁という記録を達成。

ドジャースは前日の大敗から立て直し、ダイヤモンドバックスとの4連戦で2勝1敗の状況。

フリーマンが怪我を抱えながらも復帰し、4試合で4本塁打を放ち、6年連続で20本塁打以上を達成。

鉄人フリーマン、右手中指骨折なのに4戦4発の大暴れ 大谷翔平は2安打&自己最多タイ3盗塁

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(2日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2安打2四球で自己最多タイの3盗塁もマークし、44本塁打&46盗塁の「44―46」とした。

 前日1日(同2日)は、ダイヤモンドバックスに3―14と大敗を喫して4連勝が止まったドジャース。地区首位を争うダイヤモンドバックス4連戦は2勝1敗で、勝ち越しをかけて最終戦を迎えた。

 試合が動いたのは両軍無得点の3回。ドジャースは、先頭のテーラーが中堅への二塁打で出塁すると、大谷の二ゴロで1死三塁。ベッツの左前適時打で先取点を奪うと、フリーマンが左翼ポール際への20号2ランで続き、リードを3点に広げた。さらにフリーマンは8回にもダメ押しの21号2ランを放った。

 フリーマンは、8月17日(同18日)の敵地・カージナルス戦の守備で右手中指を骨折。その後も強行出場を続けていたが、同27日(同28日)からの本拠地・オリオールズ3連戦は欠場した。30日(同31日)のダイヤモンドバックス戦から復帰すると、4試合で4本塁打。万全ではない状態で圧巻の活躍を見せ、鉄人ぶりを見せつけている。

 フリーマンの20本塁打は、21年から4年連続11度目。新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンになった20年(13本塁打)を除くと、16年から全てのシーズンで20本塁打以上をマークしている。