ダービーで得点の前田大然と古橋亨梧、地元メディアから高評価「常に悩ませた」

AI要約

伝統の“オールドファーム・ダービー”で活躍したセルティックの日本代表選手たちに高評価。前田大然が先制ゴールを決め、古橋亨梧も好プレーで2点目。旗手怜央も技を駆使し、勝利に貢献。

スコティッシュ・プレミアシップでの対戦でセルティックは3-0の快勝。前田と古橋は2位タイの採点、「8」と評価。旗手は「7」点を獲得。

各選手に対する評価は、前田のエネルギッシュなプレーと得点力、古橋の認知力と決定力、旗手の技術とスペースの活用。

ダービーで得点の前田大然と古橋亨梧、地元メディアから高評価「常に悩ませた」

 伝統の“オールドファーム・ダービー”で活躍を見せたセルティックに所属する日本代表FW前田大然と同MF旗手怜央、FW古橋亨梧に高評価が与えられている。

 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)が1日に行われ、セルティックはホームでレンジャーズと対戦。今季初のダービーマッチは17分に前田のゴールで先制すると、40分には古橋がミドルシュートを流し込んで追加点をマーク。さらに75分にはカラム・マグレガーがダメ押しゴールを挙げ、3-0で快勝した。

 この試合に前田はフル出場を果たしたほか、先発出場した旗手と古橋は77分までプレーし、それぞれ勝利に貢献を果たした。試合後、選手採点を発表したスコットランド紙『ザ・スコッツマン』は前田と古橋にチーム2位タイとなる「8」点、旗手には「7」点をつけた。

 寸評では前田について「尽きることのないエネルギーと動き。先制点を挙げ、ジェームズ・タヴェルニエを常に悩ませた。今夜寝るときには彼を見ることになるだろう」と賛辞を送った。

 また、古橋については「早い段階でゴールを決めたが、オフサイドで得点は認められなかった。その後、(GK)ジャック・バトランドがポジションを外していることに気づくという優れた認知力を示し、優しくシュートをして2点目を決めた。彼の捉えどころのない動きはレンジャーズのセンターバックにとって対応の難しい存在だった」と称賛した。

 そして、旗手についても「この日本人選手は前半、中盤で多くのスペースを見つけ、技を駆使した。ボックス内でチャンスを狙って得点すべきだったが、バーを越えてしまった。試合が進むにつれて少し勢いがなくなり、ルーク・マッコーワンと交代となった」と評価した。