物議の退場に、ライスの思い「これがルール。みんなに謝りたい。ここから学ぶ」…トッテナム戦欠場へ

AI要約

ブライトン戦でアーセナルMFデクラン・ライスが2枚目のイエローカードで退場処分を受け、チームは10人で1-1で引き分ける結果となった。

ライスはキャリア初の退場にショックを受けつつ、ルールに従っているとコメント。チームメイトやファンに謝罪し、反省と成長を誓った。

次戦のトッテナム戦で1試合の出場停止処分が確定すれば、ライスはノースロンドン・ダービーを欠場することになる。

物議の退場に、ライスの思い「これがルール。みんなに謝りたい。ここから学ぶ」…トッテナム戦欠場へ

アーセナルMFデクラン・ライスは、現地で大きな話題となった自身の退場について語っている。

31日に行われたプレミアリーグ第3節で、ブライトンをホームに迎えたアーセナル。38分にカイ・ハヴァーツの見事なループで先制に成功したものの、後半開始早々にライスが2枚目のイエローカードで退場処分に。10人での戦いを強いられると、58分に追いつかれてそのまま1-1で終えた。

しかし、このライスの退場は現地で大きな物議を醸している。ライスがファールを犯した後に転がったボールに触れると、リスタートを急いだジョエル・フェルトマンの足がライスに当たった。すると、クリス・カヴァナー主審は遅延行為と判断してライスに2枚目のイエローカードを提示している。だが、アーセナルのミケル・アルテタ監督は「驚きだ」と連発して不満を示唆すると、『スカイスポーツ』の解説陣なども判定の妥当性に疑問を投げかけていた。

そして試合後、ライス本人がアーセナル公式HPで退場について言及。自身キャリア初退場に「ショックだった」と語っている。

「僕は彼の前に全力疾走で向かってボールを蹴り飛ばしたわけじゃない。足の側面で少しボールに触ったんだ。でも、これがルールなんだ。少しでもボールに触れたら、明らかにレッドカードなんだろう」

「(1枚目のイエローカードについて)50-50のチャレンジで勝てなかったことは完全に認めている。(2枚目のカードは)本当に、本当に厳しいものだったけど、そういうことなんだ。僕はそこから立ち直らないといけないし、それができればもっと良くなるはずだ。僕を全力でサポートしてくれた選手たち、監督、そして素晴らしいファンを称賛するしかないよ」

また、「これがキャリア初の退場だ。チームメイトに謝りたいと思った。もちろんファンにもね。退場させられるのは決して気分が良いものじゃないし、罪悪感も覚える。今日はチームメイトが助けてくれて、試合に負けずに済んだのは幸運だった。ここから学ぶよ。レッドカードをもらうのは僕の性分じゃないし、ここから学んで必ず立ち直るよ」

なお、アーセナルはインターナショナルウィーク明けの第4節で、トッテナムとのノースロンドン・ダービーへ挑む。ライスは1試合の出場停止処分が確定した場合、この大一番を欠場することになる。