世界1位シナーが2回戦で20歳の新鋭ミケルセンを退け今季のマッチ50勝目 [USオープン/テニス]

AI要約

シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」の男子シングルス2回戦で、第1シードのヤニク・シナーがアレックス・ミケルセンを6-4 6-0 6-2で破り、ベスト32に進出。

シナーは体調不良でパリ五輪を欠場し、USオープンシリーズ2大会で6勝1敗の戦績を残して今大会に臨む。

他の試合では、デミノーやドレイパー、アルナルディなどシード選手が3回戦に進出。一方でフルカチュやコルダがシードダウンを喫した。

世界1位シナーが2回戦で20歳の新鋭ミケルセンを退け今季のマッチ50勝目 [USオープン/テニス]

 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)がアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-4 6-0 6-2で退けベスト32に進出した。試合時間は1時間39分。

 同大会に6年連続出場となる23歳のシナーは、2022年のベスト8がこれまでの最高成績。第6シードで臨んだ昨年は、4回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4-6 6-3 2-6 6-4 3-6で敗れていた。

 体調不良でパリ五輪欠場を余儀なくされたシナーはUSオープンシリーズ2大会でプレーし、シンシナティ(ATP1000/ハードコート)でタイトルを獲得するなど6勝1敗の戦績で今大会を迎えている。

 今季のマッチ50勝目を挙げたシナーは次のラウンドで、予選勝者のマッティア・ベルッチ(イタリア)を6-3 6-4 3-6 6-3で破って勝ち上がったクリストファー・オコネル(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第25シードのジャック・ドレイパー(イギリス)、第30シードのマッテオ・アルナルディ(イタリア)、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)が3回戦に駒を進めた。

 第7シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がトンプソンに6-7(2) 1-6 5-7で、第16シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)はマハーチュに4-6 2-6 4-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

<大会4日目◎8月29日|主な試合結果>

■男子シングルス2回戦

○1ヤニク・シナー(イタリア)[1] 6-4 6-0 6-2 ●4アレックス・ミケルセン(アメリカ)

○7クリストファー・オコネル(オーストラリア)6-3 6-4 3-6 6-3 ●5マッティア・ベルッチ(イタリア)[Q]

○19ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)6-4 7-5 7-5 ●18タナシ・コキナキス(オーストラリア)

○40ジャック・ドレイパー(イギリス)[25] 6-4 6-2 6-2 ●37ファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)

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○46トマーシュ・マハーチュ(チェコ)6-4 6-2 6-4 ●48セバスチャン・コルダ(アメリカ)[16]

○49アレックス・デミノー(オーストラリア)[10] 7-5 6-1 7-6(3) ●51オットー・ビルタネン(フィンランド)[Q]

○57マッテオ・アルナルディ(イタリア)[30] 6-2 6-4 6-4 ●60ロマン・サフィウリン(ロシア)

○62ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)7-6(2) 6-1 7-5 ●64ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[7]