渡辺雄太 千葉J入り決断最大の要因は精神面サポート「ストレスのない環境」約束

AI要約

日本代表の渡辺雄太が千葉J入りを決断した理由は精神面のサポートを受けられることだった。

渡辺はNBAでの厳しい競争に疲れ、昨季終盤はプレーできない状態に陥り契約を破棄した。

千葉JのGMはメンタルヘルスの専門家に相談し、渡辺にストレスなくプレーできる環境を約束した。

渡辺雄太 千葉J入り決断最大の要因は精神面サポート「ストレスのない環境」約束

 Bリーグ1部の千葉Jに加入した日本代表の渡辺雄太(29)が27日、都内のホテルで会見した。

 渡辺が千葉J入りを決断した最大の要因は精神面のサポートを約束されたことだ。日本人最長の6季プレーしたNBAでの厳しい生存競争で精神的に疲弊。昨季終盤はプレーできない状態に陥り、1年残していたグリズリーズとの契約を破棄してNBAを去ることを決めた。「センシティブな問題で普通は話しにくい。“そこを全力でサポートしたい”と強調してくれたのは千葉Jだけだった」。負の面にも向き合ってくれたことが大きかった。

 池内勇太GM(35)はメンタルヘルスの専門家に話を聞いてから交渉に臨み「トータルでコーディネートして大好きなバスケットをストレスなくプレーできる環境をつくる」と約束。「米国で大変なサバイバルがあり、相当なダメージを受けていると感じた。GMとしてではなく、バスケットボールに関わる者として、楽しく日本のバスケット界を盛り上げてほしいという思いが強かった」と交渉過程を振り返った。