九州接近の台風10号 J1福岡・長谷部茂利監督は困り顔「しょうがない、こればかりは」不測の事態も視野に次戦に備え

AI要約

J1アビスパ福岡の長谷部茂利監督が台風10号の影響で練習を計画し直すことになった。

長谷部監督は選手たちに台風への対応を呼びかけ、練習時間を延長することを決定した。

選手たちは神戸戦に向けて、難しい状況にもしっかりと対応する意向を示している。

九州接近の台風10号 J1福岡・長谷部茂利監督は困り顔「しょうがない、こればかりは」不測の事態も視野に次戦に備え

 J1アビスパ福岡の長谷部茂利監督(53)が28日、拠点の福岡市にも近づくことが予想される台風10号に気をもんだ。

 9月1日にホーム神戸戦を控える福岡は、試合3日前ごろから練習を非公開にして戦術を練り上げるのが慣例。しかし九州に接近している台風10号の影響で28日夜ごろから30日まで雨風が強まる恐れがあり、今後の日程が流動的になる可能性がある。

 長谷部監督は「困りました。明日(29日)の早い時間は大丈夫かなと思うけど、明後日(30日)はちょっと読めない。しょうがない、こればかりは」と困り顔。練習前、選手たちに「台風によって自分たちが損をしないように、やれることをしっかりしよう」と呼びかけた。

 その上で、いつもは15分程度で切り上げさせている全体練習後の自主練習も、28日は20分強の時間を確保した。「いつもはそこまで推奨しないけど、明日、明後日とボールを触る練習が少なくなる可能性は高いから。今日は触っておいてという話をしました」と説明。普段より多くの選手が参加し、リーグ戦8試合ぶりの勝利を目指す神戸戦に備えた。