【中日】バンテリン〝空白の２か月〟でまたも出てきた「ラッキーゾーン設置」の真相
中日は27日の広島戦に2-1で勝利し、高橋宏が好投して11勝目を挙げた。
一部ドラファンの間で、バンテリンドームにホームランテラスの設置工事が行われるのではないかという噂が広がっている。
現時点では中日球団関係者はラッキーゾーン導入の予定はないとコメントしており、来季も広いホームグラウンドで戦う見込み。
中日は27日の広島戦（バンテリン）に2―1で勝利。先発・高橋宏は「（相手先発の森下は）すごくいい投手ですし、1点勝負になると思ってマウンドに上がりました」と振り返った言葉通り、7回1失点の好投で11勝目を挙げた。
バンテリンドームらしい投手戦を制して連敗を止めた中日だが、実は今、一部ドラファンの間で「このオフ、本拠地でラッキーゾーンの設置工事が行われるのではないか」という臆測が流れている。バンテリンドームのホームページに掲載されているスケジュールに来年1、2月の予定が何も入っておらず、それに加えて毎年1、2月にドームで行われていた日本最大級のペットイベント「わんにゃんドーム2025」が来年に限ってはAICHI SKY EXPO（常滑市）で行われることから、SNS上では「バンテリンの1、2月になんも予定入ってないからホームランテラス設置の話まじで現実味ある」「ついにバンテリンにもホームランテラス作るって噂が出てきた」などと話題になっているのだ。
打者に不利な広いバンテリンドームを本拠地にしていることもあって、中日は今季もリーグ最低の305得点。2022年9月には立浪監督が「投手は育つんですけどなかなか打者は育ってこない。毎回ロースコアのゲームだと見てる方もね。ここが狭くなって最初のうちはやられることも多いと思うんですけど、そこで本当に抑えることができれば神宮に行っても東京ドームに行ってもどこに行っても変わらない投球ができると思うので個人的には希望してます」と発言するなど、球団内やOBの間では〝ラッキーゾーン導入支持派〟が多数を占めているのが現状だ。
では、実際のところ来年1、2月にラッキーゾーン導入工事は行われるのか。実際に本紙が中日球団関係者に問い合わせたところ「そのような予定はないと思います」ときっぱり。例年、プロ野球のオフシーズンにバンテリンドームではさまざまな施設改修が行われているが、どうやらラッキーゾーン設置とは関係なさそう。中日は来季も広いホームグラウンドで戦うことになりそうだ。
