「イタリア語が話せないし、セリエAは難しい。だけど…」パルマ新GK鈴木彩艶が率直に明かす新天地での日々
22歳の日本代表GKである鈴木彩艶が、パルマのホームで行われたミラン戦で大きな勝利に貢献。イタリア語が話せないが、チームのサポートに感謝し、自信を持ってプレーしていると語った。
若きサムライとして成長を遂げる彼には、かつてパルマでプレーしたブッフォンのような存在になる可能性がある。ファンからのサポートを受けながら、チームと共に新たな挑戦を続ける。
新しい環境で大きな勝利を挙げたパルマは、今後もチームとファンのサポートを受けながら、セリエAでの戦いを続けることを誓っている。
パルマの新守護神・鈴木彩艶が、新天地での日々について語った。クラブ専門メディア『FORZA PARMA』が伝えている。
現地時間8月24日に開催されたセリエA第2節で、パルマはミランとホームで対戦。2-1で接戦を制した。前節のフィオレンティーナ戦(1-1)でデビューを飾った鈴木は、再び好守を連発。屈指の名門を破っての今季初勝利に大きく貢献した。
大きな飛躍を遂げている22歳の日本代表GKは、ミラン戦後にインタビューに対応。「素晴らしい勝利だった。本当に嬉しい。1週間前のフィオレンティーナ戦の引き分けを考えれば、良い試合だった」と手応えを示したうえで、自身の適応度合いを率直にこう明かした。
「僕はイタリア語が話せないし、セリエAでプレーするのは難しいけど、みんなが助けてくれるおかげで大きな自信を持って、安心してプレーできているよ。このリーグは簡単ではない。だけど、僕たちには自信があるし、失うものは何もない。自分たちのサッカーをすることだけを考えているし、初勝利を挙げた後もこの調子でやっていかないとね。
この勝利は自分たちにとっても、ファンにとっても重要だ。僕らがプレーする時にいつもサポートしてくれるんだ。パルマに来てまだ日が浅いけど、環境は最高だよ」
かつてパルマでゴールを守ったジャンルイジ・ブッフォンのように、強く記憶に残る存在となれるか。若きサムライの挑戦に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部