元世界3位ティーム 最後の四大大会へ 第13シード・シェルトンと激突、27日0時開始<全米オープン>
ティームとシェルトンの全米オープン1回戦が注目されている。
ティームは30歳で四大大会初優勝を果たし、今大会が最後の出場となる。
シェルトンは若手注目選手で昨年大会ではベスト4進出を果たしている。
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク210位のD・ティーム(オーストリア)と第13シードのB・シェルトン(アメリカ)の男子シングルス1回戦がセンターコート アーサー・アッシュ・スタジアムの第1試合に組まれた。この試合は日本時間27日0時(現地26日11時)開始予定。
両者は過去2度対戦しており、1勝1敗。直近の対戦は昨年の全米オープン2回戦で、この時はティームが第2セット途中で棄権しシェルトンが勝利した。
30歳のティームはツアー17勝を誇り、2020年には全米オープンで四大大会初優勝を成し遂げた。
さらに全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2018年と2019年の2度、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2020年に1度の準優勝も経験しており、世界ランキングは最高3位を記録している。
そのティームは今年5月に今季での引退を表明。今大会が自身にとって最後の四大大会となる。
一方、21歳で世界ランク13位のシェルトンが同大会に出場するのは3年連続3度目。昨年大会ではベスト4進出を果たしている。
この試合の勝者は2回戦で世界ランク67位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)と同90位のL・ナルディ(イタリア)の勝者と顔を合わせる。