鎌田大地所属のクリスタル・パレスがプレミアでまさかの連敗スタート 残りの移籍期間でアタッカーとCBの獲得に動く

AI要約

監督交代後のクリスタル・パレスが開幕戦で苦戦している理由として、主力選手の移籍が挙げられる。特にオリーセとアンデルセンの流出が攻撃力に影響を与えている。

パレスはCBの補強を急いでおり、アラウージョ、ラクロワ、コスヌなど候補が挙がっているが、獲得が困難な状況にある。

アタッカー獲得に関しては、スターリングやザハなどの可能性が浮上しているが、高額な給与が障害となっている。

鎌田大地所属のクリスタル・パレスがプレミアでまさかの連敗スタート 残りの移籍期間でアタッカーとCBの獲得に動く

オリヴァー・グラスナーが監督に就任し、昨季は終盤戦を7戦無敗で終えたクリスタル・パレス。その7試合にはリヴァプール、ウェストハム、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラとBIG6+力のある中堅クラブも含まれており、新シーズンではパレスの躍進を期待する声も多かった。

しかし、いざ蓋を開けてみると、開幕戦でブレントフォードに敗れ、第2節ホームでのウェストハム戦でも黒星を喫している。

考えられる原因はやはり、既存戦力の流出か。昨季攻撃の中心だったマイケル・オリーセがチームを去り、後方からロングフィードで攻撃を活性化させていたヨアキム・アンデルセンのフラム移籍も発表されている。特にオリーセの流出の影響は顕著で、ここまでの2試合はブレントフォード戦のオウンゴールでしか得点を奪えていない。

英『The Athletic』によると、グラスナー監督は残りの移籍期間で少なくとも2選手を獲得したい考えがあるようだ。

アンデルセンが抜け、マーク・グエイにも引き抜きの可能性がある以上は、CBの補強は必須となる。報じられている候補はベンフィカのトマス・アラウージョと、ヴォルフスブルクのマクサンス・ラクロワ、レヴァークーゼンのオディロン・コスヌだ。

しかし、ベンフィカのロジャー・シュミット監督はアラウージョが100%残留するだろうと発言しており、獲得は難しいのかもしれない。ラクロワは以前からパレスが関心を示しており、すでにヴォルフスブルクに1400万ポンドのオファーを提示したと英『TheGuardian』が報じている。コスヌの獲得レースには、パレス、ウルブズ、レスター、ニューカッスルの4クラブが参戦しており、ドイツ王者は同選手の売却に3000万ユーロを要求しているという。

オリーセの後任となるアタッカー獲得の報道は少なく、チェルシーのラヒーム・スターリングや元パレスのウィルフレッド・ザハくらいだ。スターリングは突破力と経験のある選手だが、オリーセのような創造性はなく、給与も高額である。

ザハはガラタサライから安価な移籍金で獲得できるようだが、スターリング同様に高額な給与が障壁となっている。どちらもベテランであり、オリーセのように高額で手放すことは難しく、獲得したとしても放出に苦労するかもしれない。