サウジ移籍噂のイングランド代表FWだが…ブレントフォード指揮官「基本的に全てが不透明」
ブレントフォードのトーマス・フランク監督が、FWイヴァン・トニーの将来について言及。
トニーは複数クラブから関心を集め、移籍が不透明な状況に。
フランク監督はトニーの今後についてコメントし、現時点では不透明な状況であることを強調。
ブレントフォードのトーマス・フランク監督が、FWイヴァン・トニーの将来について言及している。『BBC』が伝えた。
現在28歳のトニーは、2020年にブレントフォードに加入して公式戦141試合72ゴールを記録。2020-21シーズンにはチャンピオンシップ（イングランド2部相当）で48試合33ゴールを奪うなど昇格の立役者となると、プレミアリーグの舞台でも実力を証明してきた。FA（イングランドサッカー協会）から賭博違反の疑いで8カ月の出場停止処分を受けることもあったが、今年1月には復帰して好プレーを披露。イングランド代表としてEURO2024にも出場している。
そんなトニーだが、18日に行われたクリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦に欠場。アル・アハリ（サウジアラビア）を筆頭に複数クラブの関心が伝えられている。フランク監督も開幕戦後に『BBC Radio 5』で「退団するかではなく、いつ退団するかが問題？」と問われると、「そうだね、それがフェアだと思う」と認めており、退団へ近づいていると伝えられていた。
そして25日のリヴァプール戦へ向けた会見に出席したフランク監督は、トニーについて「イヴァンは一週間通して練習した。あらゆる面で良い態度で練習に取り組んだ。彼は試合に出場するかもしれないし、しないかもしれない」と週末の試合について言及。「彼は8月30日以降もここにいるかもしれないし、いないかもしれない。基本的に全てが不透明な状況だ。私はずっと言っているが、彼がここにいれば本当に嬉しいし、いなければ彼のために嬉しく思うよ」と語り、現時点では移籍が不透明な状況にあることを強調している。
