巨人・浅野がサイクル迫る4安打2打点の活躍に阿部監督「それで満足して」と絶賛

AI要約

巨人は打線組み替えを成功させ、中日を6―2で破り、連敗を止める。

浅野が今季初の2番で存在感を示し、プロ入り2年目で初の猛打賞を達成。

井上の好投もあり、6回まで中日打線を封じ、7勝目を挙げた。

巨人・浅野がサイクル迫る4安打2打点の活躍に阿部監督「それで満足して」と絶賛

◇24日 巨人6―2中日(東京ドーム)

 巨人は打線組み替えが功を奏し、連敗を2でストップ。貯金を10に戻した。

 今季初の2番に入った浅野が初回1死で、中日先発・柳の内角低めカットボールを強振して左翼席への先制2号ソロ。1―0の5回には先頭の浅野が柳から二塁打を放つと、2死一、三塁として約2カ月ぶりに6番に入った吉川が右前適時打でリードを広げた。

 浅野は3点リードの6回1死一、二塁でも、中日3番手・藤嶋の外角低めスプリットを捉えて中前適時打とし、プロ入り2年目で初の猛打賞をマーク。三塁打が出ればサイクル安打達成だった9回は左翼線二塁打。偉業達成ならなかったが、4安打2打点の活躍。阿部監督は「4本打てるんですからね。それで満足してほしいですね」と絶賛した。

 この試合まで今季の中日戦で14イニング無失点と好相性を誇る先発の井上は、切れのある140キロ台中盤の直球を軸に、6回まで竜打線を零封。7回1死一塁で、代打ブライトにプロ初本塁打を献上して連続無失点は20イニングで途切れたが、6イニング1/3を2失点で7勝目を挙げた。