大谷翔平、サヨナラ満塁ホームランでの「40ー40」達成後、初めにハイタッチをしたのは… 「ドジャースで一番の思い出」笑顔

AI要約

大谷翔平が満塁サヨナラホームランを含む活躍を見せ、チームメイトと喜びを分かち合う

ロハスの犠打も大谷の活躍に貢献し、チームの勝利につながる

大谷は個人記録よりもチームの勝利に喜びを感じ、プレーオフへの意気込みを語る

大谷翔平、サヨナラ満塁ホームランでの「40ー40」達成後、初めにハイタッチをしたのは… 「ドジャースで一番の思い出」笑顔

◇23日(日本時間24日) MLB ドジャース7―3レイズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平がダイヤモンドを1周しもみくちゃにされる中、最初にハイタッチをして喜びを分かち合ったのがロハスだった。大谷はロハスのお尻をポンとたたき、自身の殊勲打の前の堅実な仕事をたたえた。

 ロハスは大谷が満塁になる前、無死一、二塁で三塁線へ絶妙な犠打を決めてチャンスをお膳立てしていた。この地味だが、貴重な仕事に、大谷は感謝していた。「今日も最後、僕は打ちましたけど、そこまでのまずチャンスを作ってくれる作業がもちろん必要。そういう人たちのおかげで今日打てた」。

 大谷がクラブハウスの前で囲み取材を受けている中、選手たちは大谷を囲んでいる記者の後ろを通って続々と帰路についた。T・ヘルナンデスやトライネン、みんなが大谷に目くばせをし、大谷は質問に答えながらも笑顔で選手とアイコンタクトをした。

 試合後の場内インタビューで、日米通じて自身初のサヨナラ満塁弾での「40-40」達成について、「ドジャースで一番の思い出」と語った。大谷にとってうれしかったのは、記録ではない。ドジャースの仲間と勝利を分かち合うことに気持ちが動いた。そして、これまで味合うことがなかった、この時期のプレーオフをかけた戦いでの決勝打に自然と頰が緩んだ。(阿部太郎、写真も)