【中日】6回までに6点差つけられるも終盤驚異の粘りで逆転勝ち「こんな勝ち方が」立浪監督笑顔

AI要約

中日が逆転勝ちした試合の概要を紹介。

立浪監督の喜びや選手たちのコメントを含む感想。

チームの粘りと今後の展望について言及。

【中日】6回までに6点差つけられるも終盤驚異の粘りで逆転勝ち「こんな勝ち方が」立浪監督笑顔

<DeNA8-9中日>◇22日◇横浜

 中日が終盤の粘りで逆転勝ちした。6回までに6点差をつけられたワンサイドゲーム。7回に2点を返し、8回には村松、山本、福永のタイムリーなどで同点に追い付いた。1点を勝ち越された9回にはDeNA守護神森原を攻め、1死満塁から村松の同点適時打。続く田中が6番手中川颯の浮いた直球を前進守備の遊撃後方に落とす左前打で勝ち越した。

 「ほんとにうれしい。こんな勝ち方ができて。最後は若い選手がよくつないで点が入っていった。なかなかこんな試合はないと思う」。立浪監督の顔からも笑みがこぼれた。4点差以上をつけられた試合は全て負けてきた。6点差の逆転劇。敵地で3連敗すれば、今季DeNA戦の負け越しが決まる1戦で見せたナインの粘りに、指揮官の言葉も弾んだ。

 今季3度目の猛打賞を決めた田中は力強いセリフを口にした。「こういうゲームをものできたのはチームとして良い方向にいく。この1戦は大きい」。残り29試合への粘りが光った。

 ▽中日福永(8回同点適時打)「みんながつないでくれたチャンスだったので、僕も後ろにつなぐことができて良かったです」

 ▽中日山本(8回2死一、二塁の代打で中前適時打)「良い流れに乗れたと思います。なんとか落ちてくれてほっとしました」