なでしこ佐々木委員長、池田監督の後任候補は「日本のみならず世界に広げた中で検討」

AI要約

日本サッカー協会は21日、女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督が契約満了に伴い退任すると発表した。

後任選考について、女子委員会も含めて相談し、日本女子サッカーの特徴を熟知した人材が求められている。

新監督候補は日本国内だけでなく、世界の指導者も候補として検討していると述べられている。

 日本サッカー協会は21日、女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督(53)が契約満了に伴い退任すると発表した。同日、日本協会の佐々木則夫女子委員長(66)が東京都内で取材対応。今後は後任人事の選考が行われ、最終的には理事会での決議を経て新監督が決まる。

 佐々木委員長は後任選考を「まだこれから。女子委員会も含めて相談する。こういた筋の方向で定めていきたいということを伺って、方向性として徐々に確実性をもって決めていきたい」としたうえで、10月26日に五輪後初となる国際戦前試合(対戦相手未定)が控えているが「それに間に合えば理想だが、難しければ慌てないで、それに間に合わすための調査と調整はこだわらずに進めたい」と説明した。

 新監督に求める要素としては「男子を指導してるなどは関係なく、選考の枠の中に入れる。日本の女子サッカーの特徴を熟知していただきながら、プラスアルファを考えてる。これまでの経験値を含めた中で前回の反省も踏まえてディスカッションしながら取り組んでいただけるような人がいい」と言及。そのうで「候補としては日本の指導者のみならず世界に広げた中で検討をはじめている」と話した。