明日からニトリレディスが開幕! 前回大会のプレーバックと今年の注目選手を紹介!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】

AI要約

ニトリレディスが11年ぶりに桂ゴルフ倶楽部で開催され、激戦の末菊地絵理香が優勝。天候の影響で決勝ラウンド中止からプレーオフが行われた異例の展開となった。

3日間の戦いを通じて、若手選手が活躍し、13歳の須藤弥勒選手のツアーデビューも話題となった。コースの難しさと対応力が求められる難しい条件の中での激戦が繰り広げられた。

岩井明愛やプロテスト合格後初優勝の選手など、競技に臨む若手選手の注目度が高まった。桂ゴルフ倶楽部のコースの特徴やプレーのポイントが多く語られる一大イベントとなった。

明日からニトリレディスが開幕! 前回大会のプレーバックと今年の注目選手を紹介!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】

11年ぶりに会場を移して開催されるニトリレディス。AIG女子オープンと同日開催のため、先週に引き続き竹田麗央や山下美夢有、また先週今季3勝目を挙げた川﨑春花などポイントランク上位選手が不在となり、国内残留組に優勝のチャンスが訪れる。また、今大会では史上初めてゴルフのジュニアメジャー4冠を達成した“天才少女”須藤弥勒選手が若干13歳ながらツアーデビューを果たす。

みどころ盛りだくさんの23戦目となりそうなニトリレディスの、昨年大会プレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を一挙紹介!

会場:北海道 桂ゴルフ倶楽部/18ホール、6651ヤード、パー72

賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円

2010年に桂GCで始まり、14年に恵庭CC、そして15年から小樽CCが舞台になってきたが、15回目の今年は11年ぶりに桂GCでの開催。ニトリ創業の地・北海道を“より明るく、より元気に!” がコンセプト。

3日目終了時点で首位タイに菊地絵理香、申ジエ、岩井明愛が並び、大激戦が予想された最終日。天候悪化を見越しスタートを繰り上げたものの雷雨接近のため一時中断し、そのまま中止に。

第3ラウンド終了時に首位だった3人によるプレーオフが行われ、1ホール目で菊地が勝利。嬉しい地元をV飾った。

【主な副賞(2024)】

ZR-V BLACKSTYLE e:HEV Z(FF)、電動リクライニングソファ チェリーブ、ゆめぴりか1年分

「桂ゴルフ倶楽部は、オールベントの林間コース。フェアウェイもグリーンも素晴らしいコンディションに整えられています。ただ、雨予報が出ていることもあり、コースのコンディションの変化に対応する力が必要になってくるでしょう。傾斜のあるグリーンは、外したときのアプローチが難しいので、まずはしっかりパーオンさせることが求められます」

【桑木志帆】

・プロフィール

岩井明愛・千怜姉妹や阿部未悠らと同じ2021年93期生。プロテスト合格後の新人戦で優勝し、レギュラーツアーでの初優勝も長く期待されていた選手。今年6月末に開催された資生堂レディスで悲願の初優勝を遂げた。

・2024年度スタッツ

メルセデス・ランキング:12位/パーオン率:72.2222(9位)/年間トップ10回数:9回(8位)

・中村のコメント

NEC軽井沢72での予選落ちはありましたが、先週は9位タイでフィニッシュ、ショットの調子が戻ってきています。NEC軽井沢72でのパーオン率は28/36で77%、CAT Ladiesでは45/54で80%とグリーンを正確に捉えられるようになっているのは明白。今回の会場の桂ゴルフ倶楽部はパーオンが鍵になってくるため期待できるでしょう。