【楽天】早川隆久が雄たけび 新人時代の21年以来となる自己最多タイ9勝目「低めに丁寧に」

AI要約

楽天早川隆久投手が新人時代の21年以来となる自己最多タイの9勝目を挙げた。

楽天早川隆久投手は満塁のピンチで4番山川選手を抑え、完封勝利し15イニング連続無失点を記録した。

早川投手は10勝に王手をかけているが、目指すのは則本選手のような15勝以上だと力強く語った。

<楽天3-0ソフトバンク>◇20日◇楽天モバイルパーク

 楽天早川隆久投手が新人時代の21年以来となる自己最多タイの9勝目を飾った。

 2-0の3回2死満塁でソフトバンク4番山川と対戦。カウント2-2からの7球目、外角低めフォークで空を切らせると、腹の底から雄たけびを上げた。「どれを投げるにしろ高めには浮かないようにっていうところで、低めに丁寧に投げられたのがああいう結果になった」。6回7安打無失点の好投で、完封勝利した13日オリックス戦から15イニング連続無失点とした。

 チーム創設から球団左腕の勝利数は11年塩見、19年辛島、21年早川の9勝が最多。2ケタ勝利に王手をかけたが、10勝はあくまでも通過点という認識だ。「則本さんにはずっと15勝、15勝って言われてるんで、あと全部勝たないと15勝は厳しいんじゃないかなと思いながら聞いてましたけど、目指すところは高くやっていければ」と力を込めた。