「遠藤、ソボスライ、マカリステル…甚だ疑問」「ユナイテッド最大の問題」マンU&リバプールOBが激論! 中盤はどっちが上?

AI要約

元マンチェスター・ユナイテッドのガリー・ネビル氏と元リバプールのジェイミー・キャラガー氏が、古巣を巡って激論を交わす。

ネビル氏は今季のユナイテッドがリバプールを上回ると予想し、中盤の厚みなどに注目する一方、キャラガー氏は昨年のユナイテッドの中盤の問題を指摘。

両氏の議論は今季のプレミアリーグにおける古巣同士の戦いや、マンチェスター・シティへの挑戦に期待を集める。

「遠藤、ソボスライ、マカリステル…甚だ疑問」「ユナイテッド最大の問題」マンU&リバプールOBが激論! 中盤はどっちが上?

 元マンチェスター・ユナイテッドのガリー・ネビル氏と、元リバプールのジェイミー・キャラガー氏がそれぞれの古巣を巡り、激論を繰り広げた。英紙『Mirror』が伝えている。

 両クラブはプレミアリーグを代表する名門だ。昨季はリバプールが3位でチャンピオンズリーグの出場権を獲得した一方、ユナイテッドは8位に沈んだなか、ネビル氏は「今季は形成が逆転する」と予想。エリク・テン・ハーフ体制3年目のユナイテッドが、名将ユルゲン・クロップが退任し、アルネ・スロットを迎えたリバプールを上回るだろうと考えを明かした。

 一体なぜか。「どの部分がより優れているのか?」と問われると、ネビル氏は次のように答えた。

「うーん、特定の分野で優れているとは言えないね。リバプールはマンチェスター・ユナイテッドより良いチームだと思う。フォワードが遥かに優れている。それが彼らの持ち味だ。中盤について考えよう。遠藤(航)、(ドミニク・)ソボスライ、(アレクシス・)マカリステルを擁するリバプールは、クロップのもと、信じられないほど上手くやっていた。

 その中盤の3人が、シーズンを通して通用するのかどうかは甚だ疑問だ。もしまたそうなれば、『よくやった。信じられない。私が間違っていた』と脱帽するよ。私が思うにユナイテッドはより中盤に厚みがあって、良い選手がいる」

 これを受け、キャラガー氏は「昨年のマンチェスター・ユナイテッドの最大の問題は中盤だった!ピッチの真ん中全体だ!」と発言。すると、ネビル氏はこう言い返した。

「中盤の構造だよ。コビー・メイノーがカゼミーロと並んで中盤に入った。(ブルーノ・)フェルナンデスもいるし、メイソン・マウント、(スコット・)マクトミネイもいる。中盤には5人の選手がいるんだ」

 果たして今季は、どちらに軍配が上がるのか。そして、マンチェスター・シティのプレミアリーグ連覇を止められるのか。シーズン終了後の答え合わせに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部