Aマドリードがチェルシーへ、ポルトガル代表フェリックス売却&イングランド代表ギャラガー獲得

AI要約

アトレチコ・マドリードがポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)の売却でチェルシーと合意したと報じられた。

移籍金5000万ユーロ(約80億円)プラス出来高1000万ユーロ(約16億円)で合意し、契約期間は6年になる見込み。

ジョアン・フェリックスはロンドンに移動し、メディカルチェックを受け、正式にチェルシーの選手になる見込み。

 アトレチコ・マドリードがポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)の売却でチェルシーと合意したとスペイン紙アス電子版が19日に報じた。

 Aマドリードはシメオネ監督やサポーターとの確執が問題視されていたジョアン・フェリックス放出を模索していたが、19年夏にクラブ史上最高額の移籍金1億2720万ユーロ(約203億5200万円)で獲得したことがネックとなっていた。

 22-23年シーズン後半の半年間、期限付き移籍で所属したチェルシーが候補に挙がり、交渉がスタート。アス紙によると最終的に、移籍金5000万ユーロ(約80億円)プラス出来高1000万ユーロ(約16億円)で合意したという。契約期間は30年までの6年になる見込み。

 この移籍に伴い、移籍に待ったがかかっていたイングランド代表MFギャラガーのAマドリード入りが正式に決定することになった。Aマドリードは当初、パリ五輪で金メダルを獲得したスペイン代表メンバーの一員だったFWサム・オモロディオンをチェルシーに4200万ユーロ(約67億2000万円)で売却し、それと同額でギャラガーを獲得する予定だった。

 ジョアン・フェリックスは、20日にロンドンに移動し、メディカルチェックを受け、正式にチェルシーの選手になる見込み。同様にギャラガーも同日にマドリードを訪れ、契約を結ぶ予定だ。(高橋智行通信員)