鎌田大地が在籍！ クリスタル・パレスの最新年俸ランキング2位。10億円の大黒柱！ ビッグクラブ移籍の噂も

　いよいよ今週からイングランド1部リーグのプレミアリーグが開幕した。サッカー日本代表MF鎌田大地も所属するクリスタル・パレスは昨季10位でシーズンを終えたが、今季を戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。年俸は『Capology』、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。情報は全て8月12日時点。

2位：エベレチ・エゼ（イングランド代表）

生年月日：1998年6月29日（26歳）

推定年俸：618.8万ユーロ（約9.9億円）

23/24リーグ戦成績：27試合11得点4アシスト

　クリスタル・パレスの年俸ランキング2位は、10番を背負うエベレチ・エゼだ。推定年俸は618.8万ユーロ（約9.9億円）となっている。

　ナイジェリア人の両親の間にイングランドで生まれたエゼは、少年時代にアーセナルの下部組織でプレーした。その後、フラムやミルウォールの下部組織にも加わったものの、プロ契約には至らなかった。それでも2016年、大学に通っていたエゼは、クイーンズ・パーク・レンジャーズ（QPR）の目に留まって契約を勝ち取ると、ウィコムへの期限付き移籍を経て才能を開花させ、2018/19シーズンにイングランド2部リーグで42試合に出場し、翌2019/20シーズンには46試合に出場して14得点8アシストの大活躍を見せ、2020年夏に移籍金1780万ユーロ（約28.4億円）でクリスタル・パレスに加入した。

　クリスタル・パレスでは、2021/22シーズンにアキレス腱負傷による長期離脱があったものの、それ以外のシーズンではコンスタントに活躍を続けている。現在は2シーズン連続リーグ戦2桁得点を達成しており、チームの攻撃の柱として2024/25シーズンも期待されている選手である。

　スピードとテクニックを併せ持つエゼは、左サイドからドリブルでカットインしてゴールを狙うスタイルを得意とする。また、ゴール前で待ち構えて得点を挙げるだけでなく、後ろに下がってパスを引き出してチャンスメイクにかかわることができる万能タイプのストライカーだ。2023年6月にイングランド代表デビューを飾り、今年夏のUEFAユーロ2024（欧州選手権）にも出場し、イングランド屈指のアタッカーとして評価されている。

　それだけに、他のビッグクラブも獲得の機会をうかがっているようで、最近はトッテナムなどへの移籍が噂になった。今後の動向も気になる選手だ。