エゼのスーパーFKは“幻のゴール”に…… 波紋を呼んだ判定に「審判は、笛を吹くのが早すぎてミスをしたと言った」

AI要約

プレミアリーグ開幕戦でクリスタル・パレスがブレントフォードに1-2で敗れる。

エベレチ・エゼのFKが幻のゴールになり、審判の判定が注目を集める。

エゼは謝罪を受け入れつつも、次節への前向きな姿勢を示す。

エゼのスーパーFKは“幻のゴール”に…… 波紋を呼んだ判定に「審判は、笛を吹くのが早すぎてミスをしたと言った」

プレミアリーグ開幕戦でブレントフォードと対戦したクリスタル・パレスは1-2で敗れた。

新加入の日本代表MF鎌田大地もスタメン出場したこの試合で話題となっているのが、26分のイングランド代表FWエベレチ・エゼのFKだ。ゴールから離れたピッチ右側でFKを獲得したパレス。キッカーを務めたエゼは誰もが中へのクロスをあげるだろうと予想したなか、ニアサイドを直接狙った。逆をつかれたGKの反応も遅れ、ボールはポストに当たり、ネットへ吸い込まれた。

皆の予想を裏切るスーパーゴールを決めたエゼだったが、この直前にゴール前でクリスタル・パレスのMFウィル・ヒューズのファールがあったということで審判は笛を吹き、ゴールは無効に。エゼのスーパーFKは「幻のゴール」となってしまったのだ。

この判定についてエゼは試合後、英『Sky Sports』にて次のように話している。

「審判は、笛を吹くのが早すぎてミスをしたと言った。まあ、誰でもミスをすることはあるが、あのゴールは今日の勝敗を分ける可能性があった。彼が言ったように、それは間違いだったから、私たちは少し不公平に感じている」

審判から謝罪があったことを認めたエゼ。スコアレスドローの中での得点であったため、このゴールが認められていたら、確かに試合の流れが変わっていた可能性もある。エゼにとって悔しい判定となってしまったが、すでに前を向いているようだ、

「しかし、聞いてくれ。今日は得点できるチャンスが他にもたくさんあった。特に僕には。だから、そういう日は一日にして、次へ進むだけだ。今日のようなプレイをして、チャンスを作り続ければ、もっとゴールを決めて、相手チームに大差で勝つことができると分かっている」

「相手のカウンターアタックに我々は苦しんだので、我々はカウンター対策にもう少し取り組む必要がある。しかし、今日は良いパフォーマンスを見せたので、良い結果が出ると確信している」

クリスタル・パレスは次節ウェストハムとの対戦を控えているが、今シーズン初勝利を飾ることはできるか。