亀田和毅の父・史郎氏「ナメとる」 対戦相手ドラミニの〝靴下で公開練習〟に憤慨

AI要約

和毅とIBF世界フェザー級挑戦者決定戦で対戦するドラミニが不誠実な練習を公開。和毅の父が憤慨し、雪辱への手応えを感じる。

史郎氏からの指摘に対し冷静な態度を貫いたドラミニ。しかし練習では不誠実な態度が露呈。

史郎氏はドラミニの不誠実な練習に憤慨し、和毅の強さを再確認する。

亀田和毅の父・史郎氏「ナメとる」 対戦相手ドラミニの〝靴下で公開練習〟に憤慨

 ボクシングのIBF世界フェザー級挑戦者決定戦(24日、大阪・大和アリーナ)で同級3位・亀田和毅(33=TMK)と対戦する同級2位レラト・ドラミニ(30=南アフリカ)が19日、大阪市内で練習を公開。ドラミニは不誠実と言える内容で練習を済ませ、和毅の父でトレーナーの史郎氏が激怒する一幕があった。

 練習前の会見では、史郎氏から「和毅は2023年10月の(ドラミニに敗れた)試合からトレーナーを俺に変更している。その点は注意した方がいい」「和毅は攻撃的スタイルに変更している」「体重オーバーだけはやめてほしい」などの言葉を投げかけられたドラミニ。だが、「トレーナーが変わるのはよくあること」「攻撃的なスタイルで、接近戦で勝負してもらえた方がやりやすい」「今まで体重オーバーはしたことがない」などと冷静な対応を貫いた。

 そして練習を始めると、バンテージは巻いたもののリングシューズは履かず靴下のみで、オーソドックスであるにもかかわらず、サウスポーでシャドーボクシングとミット打ちをわずか約30秒ずつ行ったのみ。手の内を隠すレベルを超えた不誠実といえる練習だった。

 これには史郎氏も「シューズも履かんヤツなんかおらんぞ。ボクシングをナメとる」と憤慨。それでも「こっちが盛り上げようとしても全然しゃべらんな。普通のことしか言わん。もっと大きいイメージがあったが、実際に会ったら小さかった。これならパワーアップした和毅が吹っ飛ばすと思う。今回は圧倒するから」と雪辱への手応えを感じていた。