プロ初勝利のソフトバンク松本晴 1年前から成長した心「昨年は打たれたらどうしようと…」

AI要約

フレッシュな左腕が真夏の9連戦を白星で締めくくった。プロ2年目の松本晴が5回無失点でプロ初勝利を挙げた。

松本晴は力強い直球を軸にカーブを織り交ぜ、二塁も踏ませない安定した投球を見せた。小久保監督も高く評価した。

松本晴は昨年の初先発での不振を乗り越え、心の成長を感じながら初勝利を挙げた。9連戦を勝ち越して70勝に到達し、優勝への道を歩んでいる。

プロ初勝利のソフトバンク松本晴 1年前から成長した心「昨年は打たれたらどうしようと…」

 ◆ソフトバンク2―1ロッテ(18日、みずほペイペイドーム)

 フレッシュな左腕が真夏の9連戦を白星で締めくくった。今季初先発のプロ2年目の松本晴が、5回無失点でプロ初勝利。「初回から思い切って腕を振った結果」とさわやかな笑顔を見せた。

 約1年ぶりの1軍でのマウンドで成長した姿を示した。力強い直球を軸にカーブなどを織り交ぜ、二塁も踏ませない危なげない投球。許した2安打も詰まり気味の左前打と内野安打だけだった。小久保監督も「一番強力なロッテ打線相手に見事なピッチングだった」と合格点を与えた。

 松本晴はプロ初先発だった昨年8月27日の楽天戦で4回途中5失点と崩れ、初黒星を喫した。「昨年は打たれたらどうしようとか考えていた。今年は良いボールをゾーンに投げることだけ考えられた」と心の成長を実感。悔しさを晴らした。

 最終回は1点差まで迫られながら守り切り、両リーグ最速で70勝に到達。優勝へのマジックナンバーを23とした。真夏の9連戦も終わり、9カード連続の勝ち越し。「選手たちがよく頑張っていい9連戦、いい戦いができた」と指揮官も若鷹たちをねぎらった。(大橋昂平)

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