6戦勝ちなしのアビスパ福岡 復調へ岩崎悠人「狩りに行くような感覚を」自身は闘争本能アップへ?「川に行ってきます」

AI要約

J1アビスパ福岡の岩崎悠人(26)が、チームに積極性を促し、闘争本能の必要性を強調した。

昨季まで鳥栖でプレーしていた岩崎は、福岡の守備の強さに敬意を示しながら、攻撃面でのアグレッシブさを求めている。

最近は苦戦が続く福岡だが、岩崎は前線での勢いを取り戻すためのイメージを持ちながら、闘争本能を高めるために努力している。

6戦勝ちなしのアビスパ福岡 復調へ岩崎悠人「狩りに行くような感覚を」自身は闘争本能アップへ?「川に行ってきます」

 J1アビスパ福岡の岩崎悠人(26)が18日、6戦勝ちがないチームに積極性を促した。

 17日のホーム新潟戦でも前半から守勢に回り、0―1で敗戦。スタメン出場した岩崎悠人も前線へ攻め上がる持ち味を出せず、後半19分で退いた。「勢いのないチームになっている。もっとアグレッシブなサッカーをしたい。普通に守るのではなく、狩りに行くような感覚を持たなきゃいけない」と闘争本能の必要性を強調した。

 岩崎は昨季まで鳥栖で3季プレーし、九州ダービーで福岡と何度も対戦。「(福岡は)本当にやりにくいし、球際も強い。しっかり守備してくるチームという印象があった」と敬意を持ち、今季加入した。

 今季も6月に4勝1分けの無敗で終えるなど好調な時期もあったが、7月以降は2分け4敗と苦闘が続く。今季途中から本来の前線ではなく左ウイングバックでの起用が多い岩崎は「前線の3人がパスコースを制限できれば、全体としてうまくボールを奪える。前線の選手に勢いを求め、自分がボールを奪えれば」とイメージを抱く。

 18日はスタメン組がゆっくりとしたペースのランニングで体をほぐすなか、GK村上昌謙と速めのペースで走った。新潟戦で消化不良に終わったこともあり、チーム屈指の運動量を誇る26歳は「物足りないので」と説明。闘争本能を高める手段を問われ「これから川に行ってきます」と答えた。自然に身を置き野性味を加え、24日のG大阪戦で大暴れする。(末継智章)