単勝1・1倍の良血サラコスティが9馬身差のぶっちぎり 坂井「上でも通用すると思います」

AI要約

サラコスティが中京3Rで圧勝し、その血統から将来の活躍が期待される。

鞍上の坂井が調教での能力を高く評価し、自分のペースでレースを運べたことを強調。

サラコスティの血統はサロミナやサリオスなどの名馬を輩出しており、今後の飛躍が期待される。

単勝1・1倍の良血サラコスティが9馬身差のぶっちぎり 坂井「上でも通用すると思います」

 18日の中京3R・2歳未勝利(芝2000メートル)は、良血馬サラコスティ(牡・池添)が単勝オッズ1・1倍の断然人気に応えて快勝した。勝ちタイムは2分0秒4(良)。

 1枠1番からすんなり先手を取ると、そのままハナをキープ。最後まで余力十分のまま、後続を9馬身突き放す圧勝のフィニッシュだった。

 鞍上の坂井は「調教で乗って能力を感じていました。最初から最後まで自分のペースで運べました。長くいい脚を使えるのがいいところ。自分のリズムで走れれば、上でも通用すると思います」とパートナーをたたえた。

 本馬の祖母は2012年の独オークス馬サロミナで、母サロニカは17年のエルフィンS勝ち馬。叔父に19年のGⅠ・朝日杯FSなど重賞4勝のサリオス、叔母にも20年のGⅡ・府中牝馬S勝ち馬で同年の有馬記念2着のサラキアがいる名門牝系で、今後のさらなる飛躍が期待される。