【北海道スプリントC】チカッパが切れ味鋭い末脚で突き抜けV!武豊騎手は16年ぶり4勝目 1番人気のエスカルは7着

AI要約

第28回北海道スプリントカップは、武豊騎手の3番人気チカッパが中団後方から切れ味鋭い末脚で完勝した。

2着には2番手追走のエートラックス、3着にはティントレットが入った。1番人気のエスカルは7着に敗れた。

チカッパはリアルスティールとInto Mischiefの血統を持つ北海道新ひだか町の生産馬で、重賞初勝利となった。

8月15日(木)の門別11Rで行われた第28回北海道スプリントカップ(JpnⅢ、3歳オープン、別定、ダート・右1200メートル、13頭立て、1着賞金=2400万円)は、武豊騎手の3番人気チカッパ(牡、栗東・中竹和也厩舎)が中団後方を追走すると、直線で切れ味鋭い末脚で突き抜け完勝した。タイムは1分12秒6(稍重)。

2馬身差の2着には2番手追走から押し切りを図ったエートラックス(2番人気)、さらに1馬身1/2差遅れた3着に大井のティントレット(5番人気)が入り、1番人気のエスカルは7着に敗れた。

北海道スプリントCを勝ったチカッパは、父リアルスティール、母ユニキャラ、母の父Into Mischiefという血統。北海道新ひだか町・(株)サンデーヒルズの生産馬で、馬主は岡浩二氏。通算成績は11戦4勝(うち地方2戦1勝)。重賞は初勝利。中竹和也調教師は北海道スプリントC初勝利、武豊騎手は2006・07年アグネスジェダイ、08年ジョイフルハートに次いで4勝目。