侍ジャパンU―15、第2戦は延長タイブレークの熱戦!9回に一挙8得点、8―3で勝利し2連勝

AI要約

侍ジャパンU-15代表がイタリアを延長タイブレークで8-3で下し、2連勝を果たす。

投手陣が好投し、打線も9回に一挙8得点を挙げる活躍を見せる。

戸倉投手のリリーフで無失点の3イニングを投げ、勝利に貢献する。

侍ジャパンU―15、第2戦は延長タイブレークの熱戦!9回に一挙8得点、8―3で勝利し2連勝

◇17日(日本時間18日) 第6回WBSC U―15ワールドカップ オープニングラウンド第2戦 日本8―3イタリア(コロンビア)

 井端弘和監督(49)率いる侍ジャパンU―15代表は、オープニングラウンド第2戦のイタリア戦に延長タイブレーク9回の熱闘の末、8―3で勝利。初戦から2連勝となった。

 7回までは先発した石毛慎二郎投手(3年・千葉市リトルシニア)、5回1死満塁でリリーフした2番手・戸倉光揮投手(3年・狭山西武ボーイズ)で無失点リレーをしたが、打線も7回までは得点を挙げられず、無死一、二塁でスタートする延長タイブレークに突入した。

 タイブレーク1イニング目となった8回は両チーム無得点だったが、2イニング目の9回、日本は表の攻撃で一挙8得点。相手のエラーや押し出しで3得点を挙げた後、国内合宿の時に自ら立候補してキャプテンになった新井悠河内野手(3年・藤岡ボーイズ)がライトへ2点適時二塁打を放った。さらには林将輝選手(3年・日高リトルシニア)が2点適時二塁打、第1戦に3安打3打点の活躍だった中島斉志内野手(3年・飯塚ボーイズ)も適時打を放った。裏の守りは3失点にしのぎ、逃げ切った。

 5回途中からリリーフした戸倉は、8回までの3イニング3分の2を無安打無失点、5奪三振の好投。厳しい場面を何度もくぐり抜けた。5回1死満塁で登板した時は三振、左飛で切り抜けた。延長タイブレーク8回は、いきなりボークを取られ無死二、三塁とサヨナラのピンチを背負ったが、そこから2者連続三振と一ゴロに抑え、またも無失点でしのいだ。それが9回表の大量得点での勝利につながった。