【新潟】谷口海斗2戦連発9ゴール目で今季初連勝「勝負どころで決められた」

AI要約

アルビレックス新潟がアビスパ福岡を1-0で破り、今季初の2連勝を達成。

谷口海斗の決勝点や守備の粘りが光った試合で、新潟は勝ち点を35に伸ばした。

新加入の橋本健人も好プレーを見せ、新潟は次節に向けて準備を進めている。

【新潟】谷口海斗2戦連発9ゴール目で今季初連勝「勝負どころで決められた」

<明治安田J1:福岡0-1新潟>◇17日◇第27節◇ベスト電器スタジアム

 アルビレックス新潟はアウェーでアビスパ福岡を1-0で破り、今季初の2連勝を飾った。

 後半4分、FW谷口海斗(28)の2試合連続ゴールとなる今季9得点目が決勝点となった。右後方からのロングパスに抜けだし、左サイドから右足でコントロールショットを決め「勝負どころで(ゴールを)決めることが出来て良かった」と喜んだ。

 守備も2戦連続で無失点。最終盤は攻め込まれたが、全員が体を張って跳ね返した。攻守がガッチリとかみ合った新潟は勝ち点を35に伸ばした。

 左サイドバックの位置では7月末にJ2徳島ヴォルティスから完全移籍で加入した橋本健人(24)が先発出場し“新潟デビュー”。前半4分にあいさつ代わりの鋭い縦パスを相手最終ラインの背後に通すと、その後も立ち位置を内外と変えながらビルドアップに加わり、後半45分に交代するまで何度もチャンスを演出した。松橋力蔵監督(55)は「素晴らしいのひと言」と合格点をつけた。

 開幕27試合目にしてようやくつかんだ今季初の連勝。指揮官はタフなゲームを「最後まで相手よりスコアを上回ることが出来た」と振り返り、「この勝利でさらに加速できるよう、いい準備がしたい」とホームでの次節FC町田ゼルビア戦(25日)へ向けて早くも気持ちを切り替えた。