鹿島が目論む2列目の得点力強化 新ブラジル人MFターレスが合流、ウクライナリーグ2年間で11得点

AI要約

鹿島は新加入のブラジル人MFターレスを迎えて、浦和戦に向けたトレーニングを行った。

ターレスはチームに合流し、他の新加入選手やポルトガルでプレー経験のある選手とコミュニケーションを取りながら練習に参加。

ターレスはウクライナからの期限付き加入で、試合勘は問題ないと見られている。得点力を期待され、チームにとって重要な新戦力となる。

鹿島が目論む2列目の得点力強化 新ブラジル人MFターレスが合流、ウクライナリーグ2年間で11得点

 鹿島は15日、J1第27節浦和戦(17日・カシマ)に向けたトレーニングを茨城・鹿嶋市内で行った。

*  *  *

 この日加入が発表された新ブラジル人MFターレスが、早速チームに合流した。

 同じく新加入のFW田川亨介と笑顔で会話を交わしながらピッチに登場。練習開始前にはMF三竿健斗や同郷のMFパレジとコミュニケーションを図る姿もあった。DF安西幸輝を含め、ポルトガルでのプレー経験がある選手が3人いることは、言語面で心強いだろう。

 ウォーミングアップのみ参加し、その後はピッチ脇で練習を見守り、チーム戦術を確認した。秋春制のウクライナ1部ルフ・リビウからの期限付き加入のため、公式戦からは遠ざかっているが、ルフ・リビウは7月から対外試合を積極的に行っていた模様で、試合勘に大きな問題はないとみられる。全体練習後には走り込みを行い、コンディションを調整した。

 前所属クラブでは2022~23年シーズンに23試合5得点、23~24年シーズンに28試合6得点をマークしている。2016年シーズン以来のリーグ奪還へ、2列目の得点力強化を目論む鹿島にとって、期待の新戦力加入となる。