【甲子園】2回戦敗退の掛川西が帰郷…新主将の鈴木脩平中心に来春センバツ目指して始動

AI要約

掛川西ナインが夏の甲子園で60年ぶりの勝利を挙げ、大阪から掛川市に帰還。メンバーは元気いっぱいで家族に感謝の気持ちを表明。

2回戦で敗れた掛川西は、静岡県では珍しい球筋のフォークに苦戦。チームはベスト8進出を目指していたが悔しさをにじませる。

新チームは新主将を中心に来春のセンバツを目指し始動。主将の山下も大学で野球を続けながら再び鍛え直す意欲を見せる。

【甲子園】2回戦敗退の掛川西が帰郷…新主将の鈴木脩平中心に来春センバツ目指して始動

 26年ぶりに出場した夏の甲子園で、60年ぶりの勝利を挙げた掛川西ナインが16日、大阪から掛川市内の高校に戻った。バスで5時間かかったものの、メンバーは元気いっぱい。父母ら約60人に迎えられ、山下陸人主将(3年)は「家族の支えがあったから野球ができた。強い男になって恩返ししたい」とあいさつした。

 15日の2回戦では岡山学芸館に0―2で敗れた。相手投手は身長が183センチあり、「静岡県では見たことのない球筋のフォークでした」と山下。大石卓哉監督(44)も「26年前は出ただけで満足していましたが、今回はベスト8という目標を達成できなかった悔しさが大きい」と話した。

 新チームは17日、鈴木脩平新主将(2年)を中心に始動。大学で野球を続ける山下も「もう一回鍛え直します」と参加する。チーム一丸で来春のセンバツを目指していく。(里見 祐司)