「彼女が代表を目指すのはウェルカム」なでしこジャパンの最終ラインを強化するうえで「熊谷紗希を追い抜くようなプレーヤーが出てきてほしい」【識者の見解】

AI要約

熊谷紗希は代表引退の考えはないとコメントし、今後も代表を目指す意欲を示している。

河治良幸は熊谷の復帰を歓迎する一方、新たな選手がリーダーシップを発揮し代表に加わることを期待している。

なでしこジャパンが進化するためには、最終ラインの強化が必要で、熊谷を超える選手が出現する可能性に期待が寄せられている。

「彼女が代表を目指すのはウェルカム」なでしこジャパンの最終ラインを強化するうえで「熊谷紗希を追い抜くようなプレーヤーが出てきてほしい」【識者の見解】

 パリ五輪でなでしこジャパンのキャプテンを務めた熊谷紗希(33歳)は、「自分の口から代表を引退しますということは、今は考えていない」とコメントしている。

 そんな熊谷に対して、識者の河治良幸は「彼女が代表を目指すのはウェルカムです」と独自の見解を示した。

「熊谷選手を追い抜くようなプレーヤーが出てきてほしいです。たとえ熊谷選手がいなかったとしても、同じセンターバックの南萌華選手、もしくは長谷川唯選手がキャプテンマークを巻いてリーダーシップを発揮してくれればいいです。その結果、熊谷選手が代表に選ばれなくなるというなら健全です」

 

 熊谷がここからさらにコンディションを高める可能性はあるし、そうなればポジション争いは激しくなるはず。それはそれでポジティブに映る。

「さらに言えば、南選手や高橋はな選手を超えていくディフェンダーが出てきてほしい。石川璃音選手や古賀塔子選手以外にも若手選手の伸びに期待したいです」(河治氏)

 なでしこジャパンがここから進化を遂げるには、最終ラインの強化が不可欠。実力で熊谷からレギュラーポジションを奪う選手が果たして出てくるか。

構成●サッカーダイジェストTV編集部