「イ・ガンインが緊急事態だ!」開幕戦で先制弾も...パリSGの“アザール2世”獲得の動きに韓国メディアが懸念「立場を揺るがす危機」
パリ・サンジェルマンがリーグ・アンの開幕戦でル・アーブルを4-1で破り、イ・ガンインが先制ゴールを挙げたものの、新たなライバルが加わる危機に直面している。
パリSGが新たな補強としてラヤン・シェルキの獲得に動いており、イ・ガンインの競争が激化する可能性がある。
母国メディアはイ・ガンインのポジションが脅かされることを懸念している。
現地時間8月16日に開催されたリーグ・アンの開幕戦で、昨シーズン王者のパリ・サンジェルマンがル・アーブルと敵地で対戦。4-1で快勝を飾った。
この一戦で3分に先制ゴールを決めた韓国代表イ・ガンインは、しかし苦しい立場に追い込まれるかもしれない。
韓国メディア『スポーツ朝鮮』は8月16日、「イ・ガンインが緊急事態!ライバルがまた加わる危機だ。今回はアザール二世だ」と題した記事を掲載している。
同メディアは、パリSGが、獲得間近とされるレンヌの19歳MFデジレ・ドゥエに続き、同じフランスのパリ五輪代表だったリヨンのラヤン・シェルキの補強に動いていると報道。こう指摘している。
「イ・ガンインの立場を揺るがす事態が引き続き発生している。パリSGがイ・ガンインと同じポジションで活躍しうる有望株をさらに追加する計画だ」
記事は「シェルキがPSGに移籍したいと思っているにもかかわらず、リヨンはまだPSGと合意していない」としつつ、こう見解を続けている。
「すでにセントラルMFとウインガーにそれぞれジョアン・ネベスとデジレ・ドゥエが加わり、イ・ガンインはライバルが増えた状況だ。シェルキまで迎え入れれば、すべてのポジションで競争がさらに激しくなるほかない」
そして、「PSGの今夏の積極的な補強でイ・ガンインが活躍するポジションが少しずつ減っている。熾烈になった競争で生き残ることができるか、それとも悩むことになるかも大きな関心を集める」と締め括っている。
母国メディアは序列の低下を懸念しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部