【RISE】王者・大崎孔稀「相手の大森選手が嫌いなわけではない」31日「181」で防衛戦

AI要約

RISEバンタム級王者の大崎孔稀が、自身のファイターと鍼灸師としての生活、兄の影響、挑戦者との関係について語る。

大崎は兄弟での世界ベルト獲得を目指し、将来の展望についても言及。

大崎は今回の防衛戦に向けてファンに向けてメッセージを送る。

【RISE】王者・大崎孔稀「相手の大森選手が嫌いなわけではない」31日「181」で防衛戦

 立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は16日、「RISE181」(31日、後楽園ホール)で行われるバンタム級(-55キロ)王座戦で対戦する王者・大崎孔稀(24=OISHI GYM)と挑戦者・大森隆之介(24=EX ARES)のインタビューを公開した。以下、大崎の一問一答。

 -ファイターと鍼灸(しんきゅう)師の二足のわらじを履くのはどうですか

 「いや大変は大変ですね。でもすごく充実しているので、今までなかった生活リズムに慣れるまでが大変でした。逆に言うと前回の試合の方が(仕事の)現場に出てすぐ減量と試合で結構大変でした。今はもう生活リズムにも慣れて、逆に充実しています」

 -6月に(兄の大崎)一貴選手が政所仁選手を相手にスーパーフライ級王座を防衛した試合は刺激に?

 「めっちゃ刺激になりましたね。あの試合を見て、その後の僕の防衛戦ともつながっているので、そういったところでもすごい刺激になりましたし、より気合が入りました」

 -会見でも言っていたように、大森選手との防衛戦で納得できてない部分もありますか

 「納得は全然していないですね。(相手が)飛び級だったんですけど、逆に飛び級できたからこそ、そこの差が出るんじゃないかなって。僕は積み上げてきたところがあるので、そこの差は試合で出ると思います」

 -大森選手のことが嫌いなわけではない?

 「それはもちろん。全然嫌いなわけではないですよ(笑い)」

 -大森選手がインタビューの中で「僕のことが嫌いなのかな」みたいなことを言っていた

 「嫌いではないですけど、大森選手とはやっぱりタイプは違うと思っていますし。大森選手は試合前に仲良くできるみたいなことを言っていたんですけど、僕はそれは違うかなって思っていて。格闘技ですし真剣勝負なので、試合前になれ合いはいらないかなっていうのはすごいあって。もちろんリスペクトしていますし、相手がいての格闘技なので、試合が終わったらノーサイドですしそこはいいですけど、試合前にわざわざ仲良くする必要はないと思います」

 -戦績を見れば孔稀選手は40戦以上やっていて、大森選手はまだ10戦くらいで、そのあたりも自負はありますか

 「そうですね。僕がRISEにでる前はムエタイとかいろんな試合に出てきて、そこでもいろんな経験をしてきて、良いことも悪いこともありました。それもあってRISEの55キロ級のベルトが取れたので、そんな勢いだけで取れるベルトじゃないってことを見せたいですね」

 -まだ挑戦は早い、自分のレベルじゃないという思いはありますか

 「それもありますし、僕自身ももっと先を見ているっていうので、このレベルでつまずいていたらいけないなって感じです」

 -その先の部分は

 「RISEの世界タイトル(王者・志朗VS挑戦者・田丸辰のRISE世界バンタム級王座戦)も9月に決まりますし、そこのベルトも欲しいですし、現状軽量級の世界ではONEが一番なのでそこに出たいっていう考えもあります。そこで僕のお兄ちゃんと兄弟で一緒に出て2人で取りたいので。まあ日本だけじゃなくてRISEの世界のベルトもONEのベルトも兄弟で取りたいです」

 -今回、孔稀選手の王座戦の約1週間後に志朗選手と田丸選手の再戦が決まっています。あの試合に関しては

 「前回決まった時も言ったと思うんですけど、田丸選手は55キロで結果を出してないので、そこに関してはすごい疑問があります。僕自身は55キロでやってきてベルトをとって。それ(田丸の世界王座挑戦)もちょっと飛び級すぎるんじゃないかなっていうのは思いますけど、どっちが勝っても勝った人に勝てば結果一番強いって言えるので、楽しみに見ています」

 -ズバリ予想は

 「予想は志朗選手が勝つと思います」

 -今後日本人選手との対戦はもういいかなみたいなことも言っていましたが

 「普段のONEの試合を見ていても、この前の原口(健飛)選手の試合を見ていても、やっぱり世界には強い選手ってごろごろいると思いますし、日本で1番だからって55キロで1番強いかって言われたら世界にはもっともっと強い選手がいるので。そういう選手と戦っていけばおのずと自分が一番になれるかなっていう風に思っているので、どんどん世界に行きたいなって思います」

 -最後にファンの皆さまにメッセージを

 「8月31日、僕の初防衛戦が決まりました。相手の大森選手は勢いのある選手ですけど、僕がレベルの差を見せつけて圧倒して勝つので皆さんぜひ会場で応援をよろしくお願いします」